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気血水は巡るよ、どこまでも♪【くー先生となみみの相談室#005】

こんにちは。maison de megriの養生漢方コンシェルジュ ナースのなみみです。漢方薬局のくー先生となみみの対談形式で3回にわたってお伝えしてきた中医学の基礎用語「気」「血」「水」。
「気」は全身を巡るエネルギー、「血」は全身に栄養を運ぶ、「水」は全身を潤すけれど流れが滞るとヘドロになる…など、勉強してきました。
この三つが体の中でどのように関係しあっているのか、簡単にまとめてみました。

めぐると健康!

(前回の続き)
なみみ「先生、気 血 水ははそれぞれ連動し、体の中を流れているイメージが湧いてきました」

巡ってるかーい!

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くー「そう、その『連動』というイメージ、大事ですね。例えば

・『気』は『血』や『水』が作られる元となり、全身に巡らせる力の元でもある。
・『血』の栄養分は『気』の材料にもなる。(逆に血が少ないと気も少なくなる)
・『水』が増えると、それを巡らせるのに『気』のエネルギーを多く使う

という風にね」

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なみみ「どれか一つでも少なくなったり、多くなったり、動かなくなると全体に影響が出てくるのですね・・・そう、バランス!バランスよくこの三つが全身を巡り続けていることが、健康への近道なんですね」

くー「その通りです、そして『巡り』の一番の大元は『気』。目に見えないものではありますが、この『気』がうまく巡っていないと、『血』『水』も巡らなくなります。実は寒い時期から暖かい時期に向けて『気』のエネルギーを増やし、巡らせていくチャンスなんですよ。」

なみみ「春は巡りのチャンス?」

くー「そうです。次回は季節と体の関係についてお話していきましょう。」

(次回の相談室へ続く…)


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