見出し画像

今日からできる不調ケアが見つかる【みんなの臓活/尹生花】

東洋医学に興味はあるけど、どこから手を付ければ…そんな人に立ち寄ってほしい、maison de megriの自習室。
今日は養生漢方コンシェルジュの私なみみが、タイトル買いしてしまったこの本についてお伝えします。

みんなの臓活 - 五臓をのぞき、活かす - / 尹生花

世間では「〇〇活」で賑わっている。が、「ぞ、臓活!?臓器?」
衝撃的なタイトルに相反する優しい黄色の表紙に惹かれて思わず手に取ったこの本。(何だかすごく癒されたの・・)

画像1


タイトルの「臓」は、中医学でいう「五臓」の事
そう、この本は中医学の基礎的考え方「五臓」(肝、心、肺、脾、腎)に特化して書かれています。
とはいえ、難しい言葉は使われていません。

構成は3部構成。

1部・・・五臓の説明、不調のサイン、養生法
それぞれの五臓にどんな働きがあるのか、不調になるとどんな症状が出てくるのか、気をつけるべき生活習慣、そして臓を守り、生かすためには、など。これらの説明がパステル調の装飾ページに乗り、軽快に流れていきます。軽快だけどわかりやすい。字が詰まっていなくて、大きいのも老眼の私にとってはポイントが高い!

2部・・・五臓を労わる食べ物
ここはあっさりと。でも各五臓ごとにコラムがあったり、イラストがあり、楽しく読めます。

3部・・・五臓と経絡、関節、ツボ
この本のすごいところはここ!基礎知識と実践が同時にわかってしまう所です。五臓の不調別のツボや経絡マッサージについて、写真入りで説明してあります。

こんな人におススメ

1.文字の細かい本が辛くなってきた方へ
老眼の私も大丈夫。イラストも多く、すいすいと読み進められます。笑

2.中医学(東洋医学)の考え方を理解したい人へ
難しい漢字や言葉は使われていません。「どう伝えたらわかるだろうか」を第一に考えて作られた本。

3.お灸をしている、またはこれからしようと考えている人へ
各五臓の不調別のツボが載っています。

4.今すぐ不調を何とかしたい方へ
これがこの本の買いポイント!知識はわかった!食べ物もわかった。でも「今」私は不調なの、お灸なんてないし、今何とかしたいの・・・という人に実践編「経絡マッサージ」が載っています。
「マッサージって、オイルとか使わなきゃいけないの、オイルないし・・」という人もご安心を。関節を叩くだけのマッサージ方もあります。
(関節は気が滞りやすい場所なので、そこをゆっくり叩くだけでも気の巡りがよくなる!)
何の準備もいらず、自分の体を使って家事や仕事の合間に不調を改善できる。忙しく働く私のような人にぴったりです。ぜひ読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?