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たまに書くコラム

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マジメなものから、まるっきりフマジメなものまでたまに書いているコラムです。
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売れないロックバンドを応援する意味ってあるの?

a flood of circleというバンドを好きになったのはだいたい10年ぐらい前だけど、第一印象は「CDジャケットがダサすぎる!」だった。 見てもらえばわかるんだけど、なんかコラージュがちょっと怖い。インディーズ感あふれ出てるし、バンド名もやたら長い。 それをなんでTSUTAYAの試聴機にわざわざ持ってったのか未だに思い出せないけど、たぶん本当にめちゃくちゃヒマだった。その頃は学生で毎日ヒマを持て余していて、TSUTAYAでCDを何時間も聴くのが日課だった。 で、

デイリーポータルZの記事が本になりました【試し読みあり】

はろー! まいしろです! これはとても嬉しい話なんですけど、生まれて初めて本を出せることになりました! 「なんで本を出すことになったの?」という話なんですが、このあたりはけっこう長いのでサクッと流れをまとめます。 と、こんな感じの9ヶ月の闘いのすえに「筋トレ本の皮をかぶったおもしろ本」みたいな本ができました。 作ってるときは 1ヶ月に1回ぐらい倒れそうなぐらい大変だった んですけど、おかげで中身もイラストも「おもしろいよ!」と言えるぐらいのものには出来ました。わーい!

スタバでマックでドヤァはなぜ生まれるのかアンケートで調査する

ユニークなカルチャーが多いスタートアップ業界。なかでも有名なのがこれでしょう。 スタートアップの仕事といえば、スタバでコーヒーを飲みながら、マックをカタカタしてエンターキーをターン といっても過言ではないほど普及しているこのカルチャー。 「あまりにもドヤァ感が強すぎる」と批判されることも多いですが、そもそもなぜスタバでマックを使っているだけで「ドヤァ」が発生してしまうのでしょうか。 今回は、スタートアップ業界の方々へのアンケートをもとに、「スタバでマックでドヤァはなぜ生

映画を音声ガイド付きで観るとかなりおもしろいという話

はろー、まいしろです!皆さんは「音声ガイド付き映画」をご存知ですか? 音声ガイド付き映画というのは、その名の通り音声でガイドしてくれる映画のこと。 主に視覚に障害のある方のために作られたもので、セリフだけではわからない映画の様子を、ナレーションで説明してくれます。 この「音声ガイド付き映画」を観たことがある方は少ないかと思うのですが、かくいう私もそんな一人。今回、Palabraさんから「よかったら音声ガイド付きの映画観てみませんか?」とお誘いいただき、人生初の音声ガイド付

コロナのせいで音楽が聞けなくなった

コロナのせいで音楽が聞けなくなった。聞こうと思ったことはたくさんあるけど、再生ボタンをどうしてもクリックできなくて、結局聞くのをやめてしまう。 この1年、音楽は暗い話が多かった。どこに行ってもライブは中止、アーティストは闘っていて、リリースはどんどん延期になった。 自分も何かしたいと思ってわずかばかりの寄付もしたけど、その程度のことでなんとかなるような世界じゃなかった。好きな曲を聴くたびに「これはライブで聴けないんだな」「次行けるのはいつなのかな」みたいなことばかり思って

自粛している間ずっと結晶を育ててみることにした

はろー、まいしろです! 今日も元気に家にひきこもっています! 皆さまもご存知の通り、世間で「できるだけ家にいる」ことが求められるようになってそろそろ1年。 私の場合はフリーランスなのでもともと外に出る予定が少なく、さらに今年の1月に入るともとから少なかった外出の予定までサッパリなくなり、ここ最近はもう 半径1キロメートルより外に世界が存在しているのかどうかわからない レベルの立てこもりが続いています。 ↑たまにこういう気分になる そもそもライターは 引きこもることも仕

なんで私が化粧をまったくしないのか考えてみた話

※このnoteは書いてみたら思ったよりセンシティブな内容になったので有料にしました。女性に化粧しない理由を聞いてみたい人、周りに小さい女の子(男の子)がいる人が読んでくれたら嬉しいです。

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「音楽にそんなに興味ない」という人に思うこと

これは完全に今だから言えることだけど、初めてアジカンの「ソルファ」を聴いたときは何が良いのかわからなかった。 「君の街までって曲と、ループ&ループって曲は好きだけど、それ以外の曲はなんか暗すぎない?」 というのがホントに正直な感想で、それをそのままCDを貸してくれた友達に言ったらブチギレられた。今でこそ「ソルファ」は人生で一番聴いたアルバムの1枚になってるけど、当時の私にとっては 音楽 = 親が車で流してるBGM でしかなかったから、アジカンを聴く素養が ビビるぐら

男女差別って本当にダメなの?の巻

なんだかタイムラインがめちゃくちゃ盛り上がってて、どうしても書きたくなったので書きますね。 私は新卒で外資IT企業(いかにもシリコンバレー☆な)に入ったんですが、 なんというか、さすがそういう会社なだけあって ダイバーシティ! 男女平等! 人種差別は言語道断! みたいな感じで、研修もかなり徹底されていたんですね。 で、その中で受けた一番印象に残ってる研修の話を書いてみるんですけど、 それがずばり 「差別がなんでダメなのか?」 でした。 じゃあ、実際にどんな内容だ

だいぶ恥ずかしくてアレなんですが、noteクリエイターのインタビューを受けました〜! ライターになったのも好きなアーティストの取材できたのも全部noteのおかげなので、noteには足を向けて寝られないです。ありがたや.. https://note.com/notemag/n/nc14154072c57

ライブであんまり危ない目に遭わずに楽しめるポジションはどこか問題 〜本編〜

というわけで今回のテーマは「ライブってどのポジションで見たら一番いいねん問題 〜初心者編〜」です。(なんでそんなのいきなり書く気になったの?という問いについてはこちらを参照) ちなみにこれ、音楽ファンからしたら「いまさら?!」って感じなのもわかるんですが、(行ったことある人は骨身に染みてわかってると思うけど)なんやかんや、ライブとかフェスって結局危なかったりするんですよね。 No Music, No Lifeっていうタワレコの名コピーがあるけどさ、フェスとかひとつ間違えた

デザイナーでもクリエイターでもない私が「デザインフェスタ」に初出展した話(その1.商品どうするよ編)

今週末がデザインフェスタらしいので、「デザイナーじゃない!」「高いスキルも持ってない!」「でも1回ぐらいは出てみたい!」という絵に描いたような甘いシロートだった私が、1ヶ月でイチから商品を作って実際にデザフェスに出展した話でも書いてみます。 そもそもデザフェスとは、春と秋の2回に東京ビッグサイトで開催されているアートイベントです。 クリエイターを中心に、あらゆる個人・団体が、販売や展示を行っています。 私の場合は、一度もデザインフェスタに行ったことがないまま出展者側とし

デザイナーでもクリエイターでもない私が「デザインフェスタ」に初出展した話(その2.ディスプレイどうするよ編)

デザイナーでもないしスキルもないけど、デザフェスに出てみたい人のための『貧弱クリエイターがデザフェスで失敗しないコツ3選』、今回はその2です。 ちなみにその他の記事はこちらとこちら。 じゃあ早速ですけど、その2はコレです。 その弐. 注ぐエネルギーは「商品:ディスプレイ=4:6」 これは私が初出展のときにわかっていなかったことで、反面教師としての話になってしまうのですが、 ディスプレイ(=売り場の装飾)て、めっちゃ時間かかります。 そして時間かけた方がいいです。も

デザイナーでもクリエイターでもない私が「デザインフェスタ」に初出展した話(その3.お金どうするよ編)

デザイナーでもないしスキルもないけど、デザフェスに出てみたい人のための『貧弱クリエイターがデザフェスで失敗しないコツ3選』、今回で最終回です。 ちなみに前回の記事はこちら(商品編)とこちら(ディスプレイ編)。 そんなわけで、ラストはこれです。 その参. 価格は虚勢を張りまくれもうこれはタイトルがすべてだ!これに尽きる!! そもそも、デザフェスに出展するためには、ブース代が必須。 それから、人数によっては出展者パス代、物品をレンタルする場合はその費用、それから場合によ