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スパイス

ハローgood-bye。
前回から間髪入れず帰省してきている。
理由は2つ。見たいライブが2つあったから。
あ、あとは在宅ワークスというグループを一緒にやってる学生時代の友人、鮭とば君に会う理由も忘れてはならない。

昨日はクラムシティ辻という学生時代の先輩のライブを見に行った。
なんやかんやこの人が学生時代サークル活動以外でライブしてるのを初めて見た気がする。

今日は好きなバンドのツアーファイナル。
このバンドはライブが熱くてとても好き。
音源だけならここまではまってなかったなーって思う。ロックバンドってそういうもんよね。

鮭とばくんの街に行って、鮭とばくんオススメのうどんを食べて、鮭とばくんオススメの自宅におじゃました。
大人の真似をしてタバコをふかす真似をする子供のようなお酒、カルーアミルクを飲みながら談笑した。
在宅ワークスの音源もつくらなきゃな。ノンストレスでやる活動とはいえ、緩すぎるかな?まぁ気が向いたら音源録ったり、曲つくったりしよう。やる気はある。

さて、クラムシティ辻のライブはエレキで弾き語りをする形だった。
僕はバンドを今組んでいないし、メインでがんがん活動するのに誰かとやるのは少し面倒と思ってるふしもあるけど、バンドをやりたいけど色々あってやれていない。
という面でなんとなく共通項がある。と、クラムシティ辻に勝手にイメージを持っている。

スカスカのフロアで、地下のライブハウスだなーって雰囲気の中クラムシティ辻を見ていた。
高校、大学とライブハウスで少しだけ活動していたので何となく雰囲気は分かるけど、ふらっと音楽好きな人がお酒でも飲みに立ち寄る。みたいな空気がないのが勿体ないよなーライブハウス。と勝手に昔からイメージを持っている。
出演者以外あまりいないのもあるかもしれないけど、ふらっと立ち寄るには孤独感を感じる。そんな空間だ。
僕は出演者でもないし、まぁライブハウスはこういう感じというのは分かってて行ったのでクラムシティ辻さえ見れればよかったし、ついでに何組か見ていこう。ってテンションだった。

話はそれたが、クラムシティ辻のライブを見てなんだか音楽的でない部分に感動?を覚えた。

それはバンドをやりたいけどできていない不器用な男を自分に重ねたからか、はたまた彼の人生の重みが音となったのか、なにか一人の不器用な男の不器用なライブにロックを感じた。

言葉にするのは難しいけど、きっとあのフロアであの感覚のなかライブを見ていたのは僕だけだろう。
ただただ、いいライブをしていたと写った人がほとんどだと思うが、僕は感情むき出しの彼の歌に何かを感じずにはいられなかった。という感じだった。

ロックは生きざまっていうけど、その人が体験してきたことや、考えてること、苦悩なんかを感情むき出しで音にしてくる。これがロックだなーと改めて僕はロックが好きだということも感じた。

かっこいいエレキギター、ドラム、ベースでロックと呼ばれるジャンルのことじゃないよ?
ロックはその人の人生を音にすることだと思ってる。
だから弾き語りでも彼はとてもロックだった。

そんな彼にかんかされ、前から考えてはいたけど大阪でも弾き語りなんかやれる場所をみつけてライブとかしたいなと本気で思った。別に有名になりたいわけでもないし、よかったですと言われたいわけでもない。
ただただやりたいことをやってる自分でいたいなーと思うだけで、"誰かになりたい訳じゃなくて 今より自分を信じたいだけ"ってことだね。
ピロウズの好きな歌詞そのまま。

そして、久しぶりのビレッジマンズストアのライブ。
友人達に付き合ってもらったけど楽しいと思ってくれたかな?僕はとても楽しかった。
もう18年目なんだね。とてもかっこいい。
自分より一回り近く年上の人がひたむきに輝いてるのを見ると年を取るのも悪くないと思えて素敵だ。

まぁ、なんにせよ、僕らはただ日常にスパイスがほしいだけなんだと日々おもってる。
きっとライブを定期的にやるようになったら、新しい刺激を求めてしまう。きっとキリはないんだとおもう。

音楽やることに敷居を作ろうとしているわけではないだろうけど、音楽、、軽音楽?まぁ所謂僕らが聞くような音楽を作ってる人達はネットに沢山いる。

音楽って本来敷居がすごく低いものだと思う。
これはやる側のはなし。

だけどネットから流れてくる情報は音楽を始めることにやたら敷居を高く感じさせることばかりだと思ってしまう。

技量や、テクニック、きれいな音源をつくることが音楽かい?
音楽理論や、テンプレートにそったもの、人に評価されるためのものが音楽かい?
と思うわけです。

もちろん。いい曲をつくるために音楽理論を勉強したり、表現したいことを実現するためにテクニックの練習は必要だし、いい音源つくるには何か学ばないといけない。

でもそれは本質じゃないと思う。

やりたくなかったらやめればいいし、やりたくなったらやればいいし、誰かの真似なんかしなくていいし、テンプレートなんてないと思う。

好きな本を読む位敷居が低いものを、なんだか高尚なものにしてしまってる人たちがいるような気がしてならない。
けど僕らは暇潰しに楽しいことをしてるにすぎなくて、それはゲームしたり、パチンコに入り浸ることとなんも変わらないんだと僕は思うわけです。

そんな事を考えさせられた2日間でした。

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