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‪‪⿻‬この曲記念日‪⿻1936.4.18


その日に纏わるエピソードをもった作品をご紹介していく「この曲記念日シリーズ」、2日目です。

1936年の今日は、イタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギが他界した日です。

そんな今日はこちらをお届けします。

オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)
6つの小品 P.44より第6曲「Intermezzo-Serenata」

レスピーギといえば、交響詩《ローマの松》をはじめとした「ローマ三部作」、「リュートのための古風な舞曲とアリア」など、多彩な音色と壮大なオーケストラのイメージ。
この曲も、彼のオーケストレーションの片鱗が見える、ピアノのための小品と思って聴くとそのギャップにやられる作品です。

Intermezzoは間奏曲、Serenataは小夜曲という意味です。
全体を通して寄せては返す波のような心地よいリズムが流れています。単純ながらも立体感のある旋律と鮮やかな和音に、オーケストラのような色彩を感じますね。

stand.fm、Podcastにてピアノ演奏を収録、配信しております。合わせてぜひご視聴ください。↓

ご覧いただきありがとうございました。
次の配信をお楽しみに!


参考文献
『1冊でわかるポケット教養シリーズ 1日1曲 365日のクラシック』2019/11/20発行,近藤憲一/著

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