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手作りごはん

🍳手作りのメリット

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人間と同じグレードの食材を使って、ごはんを手作り。
手間はかかるものの、限りなく無添加かつ、体調に合わせてレシピを変えられるので、狙った栄養素を摂取させられます。

手作りごはんのデメリットは?

『使ってはいけない食材』が非常に多いので、生半可な知識・覚悟では猫を危険に晒します。

🐀手作りご飯だけで健康は維持できない

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猫はもともと、ネズミや小鳥などの小動物を狩り、息絶えた直後に骨も内臓を含め『丸ごと』食べる生き物。

草食・雑食の小動物の消化器には『消化しかけの穀類など』が詰まっており、こうした内容物も含めてビタミン・ミネラル・食物繊維・酵素など、すべてを兼ね備えた『完全食』になります。

スーパーに売っている精肉・内臓はごく限られた部位のみ。加工されてから時間もたっています。

『ヘビ用の冷凍ねずみ』はネット販売されていますが、屋内にネズミの死骸を置くのは衛生的にも抵抗がありますね。

手作りご飯はあくまで嗜好品・おやつ・副食として与え(週1など)、主食はキャットフードにしましょう。

🧠ネットのレシピを鵜呑みにしない

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『猫 手作りごはん』で検索すると、星の数ほどレシピがヒットします。

しかし、素人界隈でどれだけ有名でも『獣医学的根拠はない』ことを念頭におかなくてはなりません。

少しでもおかしいと感じたら、自分でより詳しく調べる研究精神が必要です。手作り食でどういった『実験結果』が出るかは誰にもわからないので、常にリスクと隣り合わせであることは忘れずに。

👅フレーク状・ペースト状が◎

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ネット上には『ゴロゴロした食材を小高く盛り付けた』手作りごはんも見かけます(まるでオシャレパフェ)

しかし、肉食獣の歯は『噛み切る機能』に特化していて『頬張る・咀嚼して溶かす・口内で押しつぶす機能』はもっていないため食べにくいだけです。口内に食べカスが残りやすく、歯周病の原因にもなります。

市販のウェットフードのように、なるべく形状を残さない離乳食のようにする方が食べやすく消化にも良いです。

見た目(インスタ映え)より『猫にとってどうか』を優先しましょう。

😭基本的に食いつきは悪い

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市販のおやつはよく食べるのに、手作りだと食いつきが悪いことがあります。コレはもう、どうしようもありません。
刺身や茹で肉はまだしも、野菜や穀類を食べてくれない猫は多く、そもそも食べ物だと認識していない可能性が高いです。

無理やり手作り食を押し付けても、飼い主も猫もストレスが溜まるばかり。半日様子をみても食べないようなら、スッパリ諦めて破棄しましょう(傷みやすい夏場は早めに)

🙂あとがき

我が家の場合、刺身と鶏生肉は好きなものの、茹で鶏は食いつきがイマイチでした。ちなみに一番好きな刺身はフグ(なんて贅沢な!)

🐾🐾🐾

当マガジンでは『猫飼育の超基本』をリスト形式で掲載していきます。
あくまでマニュアル・実用的な内容なので、エモい部分はありません。

🐾🐾🐾

『うちはこんな手作りご飯をしてるよ〜』というオススメレシピがありましたら、是非コメント欄にお願いいたします。

自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します