②「合わない」を受け入れるのも合い
巡り合わせ・ご縁・因果
生きていれば、毎日、毎時、毎秒ごと、必ず何かと出会います。
しかし、出会っても惹かれない、なんだか気がのらない、タイミングがズレてスレ違うなど...どうにも合わないことも多いですよね。
合いは変動するもの
今日は合っても、明日は違うかもしれない。
今は違っても、数年後は合うかもしれない。
合いは 人それぞれに、その時々に 存在します。
関係性や状況は常に変動して「今、ここ」にしかありません。
合わない=悪 ではありません。
今は必要ない だけ。
合わないものに無理やり合わせようとすると 不協和音 が生じ、エネルギーを生むどころか、大きなエネルギーロス となってしまいます。
合わないものは、合わないのが正解。ただ、そっと離れましょう。
それは自分のためであり、相手のためでもあります。
束の間のさようなら、また合う日まで。
偽りは偽りを呼ぶ
合いは 磁石のプラスマイナス、音叉の共鳴、ラジオ電波と似ています。
2つの極が引かれ合い、繋がることでエネルギーが生まれ、流れ、広がり、伝搬する。
それはロマンやオカルトではない、重力や時間と同じ、この世の根源的な物理法則です。
自分を偽れば、繋がるものも偽りとなってしまいます。
憧れの存在をマネて、周りの目を遅れて「演技」をしてませんか?
過去の失敗やトラウマのせいで「本音を抑圧」してませんか?
劣等感をかきけそうと「善悪/優劣でジャッジ」してませんか?
お仕事の営業スマイルと違って、普段どれだけ自分を偽っているか、本音と建前の線引き を自覚できている人は殆どいません。
過去、自分を守るためについた小さな嘘。
老朽化した生存戦略は、やがて 複雑なノイズ と化します。
自尊心、常識、アイデンティティ、美しい思い出の一部に食い込み、その場しのぎの嘘だった事実 はすっかり忘れてしまう。
ノイズ=自分らしさ と誤認してしまうのです。
接続するための切断
合いに「接続」するためには、まずノイズを「切断」する必要があります
ノイズとは、偏見/先入観、思い癖/思考癖、強迫観念、ジャッジ、正当化、条件つき評価、他者評価 など、自分と無関係なモノサシです。
ノイズを切断するほど、本来の自然体を取り戻し、合いに繋がりやすくなります。
合いは遠くにありません。
ゼロ距離の自分自身の中にあります。
それは 自己合 と呼ばれる、最も大切な 合の源泉 です。
自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します