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キャットフードの保管方法・保存容器
📍基本事項
・直射日光をあてない
・なるべく空気や湿気に触れさせない(酸化・腐敗・カビ)
・冷蔵庫に入れない、温度差が激しくならないようにする(結露が発生して劣化・カビのリスクになる)
・猫がイタズラできない、開けられない場所に置く
食品管理の基本は人間と同じで、空気・水・気温差・紫外線をいかにガードするか。小分け包装されていない大袋(2kg以上)を買う場合は特に劣化に注意する必要があります。
衛生上は当然のこと、食感や味が劣化すると食べてくれずムダにする可能性も・・・
では、どんな容器に保存すればいいのでしょうか?
①アルミ製でチャックがついている袋
フードがもともとアルミ製かつ、密封チャックがついている袋に入っている場合、なるべくギュ〜っと空気を抜いて閉じます。チャックがついていない場合は袋留めを使いましょう。
大容量(2kg以上)は乾燥剤を併用すると◎
袋は齧ると穴をあけられるので、皿の横などに放置せず『猫が手出しできない場所』に隠しましょう。
アルミではない袋の場合
低密度ポリエチレン製である《薄いポリ袋、ナイロン袋、ジップロック》などは、ミクロレベルでは微細な気孔がたくさん空いています。
長期間の保管には適しておらず、ニオイも漏れるのでオススメしません。
市販のアルミ製保存袋に入れましょう。
②タッパー
安価で様々なサイズがあるのが便利。スーパー、百均、どこでも手に入る手軽さも◎
できれば本体がガラス・ホーロー・陶器のものが望ましいです。やや効果なものには、バルブのついた真空機能つきのものもあります(完全な真空ではないが、やらないよりマシ)
フタやパッキンに必ずニオイがつくので、ペット用と人間用は分けましょう。
器用な猫はフタを開けてしまうことがあるので、重しを置いたり猫が手出しできない場所に保管しましょう。
③密封瓶(パッキン付)
見た目もオシャレな密封瓶は人気のアイテム。フードの残量もわかりやすいです。フードが減ってくると空気の割合が増えるので、乾燥剤も併用しましょう。
④保存瓶
パッキンや留め具がついていないので密封瓶には劣りますが、漬物・果実酒用はかなりの大容量があります。
⑤ペール缶
金属製なのでは遮光性が安心ポイント。ただし、洗浄の際などサビないよう注意しましょう。フードが減ってくると空気の割合が増えるので、乾燥剤も併用しましょう。
瓶・缶は継ぎ足さない
どんどん継ぎ足して底の方が古く劣化しないよう注意。内側に付着した油分が劣化するため、カラになったら一回丸洗いしましょう。水分が残らないよう、よく乾燥させてから詰め替えます。
保存容器に袋ごと入るようなら、スッポリそのまま入れても構いません。
(汚れないのでラク)
乾燥剤について
小さなものを沢山入れると、フードを計る時いっしょに出てきてしまいジャマになるので、大きなものを1個入れた方がラクです。
シリカゲルより石灰のものの方が強力。ただし水をかけると発熱する性質をもつので、濡らさないよう注意してください。
(袋に防水加工はされています)
容器とフードの量に合わせてお買い求めください。
どれがいいかわからない場合、ひとまず一番大きなものを使ってみましょう。海苔やお茶葉の保管、靴の脱臭にも使えます。
⑥米櫃
安価で様々なサイズがあるのが便利。ガラス製米櫃はオシャレですが、かなりの重量があるので、洗浄の手軽さを考えると程々のサイズがオススメ。
『シンクの下』は湿度が高く夏場は蒸れやすい場所なので、風通しのよい日陰におきましょう。
⑦家庭用真空パック器
手間はかかりますが、100g〜200g単位など超小分けに真空パックできるので最後まで鮮度を保てます。
必ず『真空パック用の厚みある袋』を使用してください。
💡尖った形状のフードは、たまに袋を突き破ってしまうことがあるので注意(新しい袋でやり直しましょう)
💧食べかけを残したら・・・
ドライフードはいいものの、ウェットタイプのおやつを微妙に残してしまった場合はラップをして冷蔵庫に入れましょう。
(パウチに残ったおやつは袋留めをして冷蔵庫へ)
24〜36時間以内に食べなかった場合は潔く廃棄しましょう。
(既に雑菌が付着しているので腐敗のリスクがあります)
ラップの種類について
『サランラップ』と『クレラップ』はポリ塩化ビニリデンという素材でできています。これは酸素と水分を非常に通しにくい性質をもつので、鮮度を保ち、ニオイが漏れず、容器にぴったり密着します。
プライベートブランドの安価な『●●ラップ』はビニール袋と同じポリエチレン製なのでオススメしません。
🙂あとがき
どんなに良いご飯を買っても、保管が悪ければ台無し。最後の1粒までおいしく安全に食べてもらえるといいですね♪
我が家の場合
500gの小容量ロイヤルカナンを買っているので、百均の袋留めでパッチンしてます。腎ケアBPレーベルはチャックがついているので、空気をぬいて閉めるだけ。
どちらも『防災用猫キャリーバッグ』に入れて保管しています。
直射日光があたらず、風通しがよく、猫の手では絶対開けられない。
さらに、いざという時にマロさえ詰め込めばすぐ避難できる…という点を考慮しています。
(ゴハンが入っている場所…と良い印象をつける作戦も兼ねてます)
🐾🐾🐾
当マガジンでは『猫飼育の超基本』をリスト形式で掲載していきます。
あくまでマニュアル・実用的な内容なので、エモい部分はありません。
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『ウチはこんな風に保管しているよ〜!』というオススメがありましたら、是非コメント欄にお願いいたします。
自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します