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自分に厳しい癖が強いときに思いつく「やりたいこと」=「克服すること」になりやすい

時代の転換期の湯処、まいの湯へいらっしゃい♨️



こちらの記事等読んでいただいて
「やりたい」にフォーカスしてみようかな、と
一歩踏み出したときに



まず
「以前からやりたいって思ってたこと」を
思い出していく作業から
取りかかることも多いと思います



「そうそう、やりたくてもいつもやらないままだったんだ」

「今度こそ取り組んでやる!」

気合いがはいるような活動、体験が
ある人がいるかもしれません



でも

もしそう自分と対話して
思いを固めたにも関わらず

2週間、1ヶ月、と
時間が経ってもやれていないことがあったら



じつは

「それができないままの自分で良いと認めたい」

という想いから

「やりたい」に繋がっている可能性があるんです




たとえば私は

「いつか英会話を習うんだ」
「話せるようになるんだ」

と心の片隅に決意していました



会社を退職したあと

「これから自分の時間をどうつかいたいか?」


ということを考えていくときにも


何度か「外国語を習う」「英会話」と
ノートに書いてましたが


自分でもなぜかわからないけれど
そこから2年も”習う”という行動には移しませんでした




それはなぜか?




それは
「帰国子女なのに英会話できない」が
私にとっての大きなコンプレックスで


「英会話ができなくてもいいと認めたい」

という潜在的な想いがあったからです



考えてみれば


外国の人に道を聞かれたら
中学英語レベルでコミュニケーションはできるし

それに今でも十分英語でYouTubeみてるのに



それで「英語がわかる、できる」と自分を認められずに
ひとりで葛藤をしてきたんですよね




そのことに頭ではなく
心、からだ、深いところで気づいたとき

「私、英語できるわ」と安心したことで
変な”力み”がとれていきました




これって他にもいろいろあります



たとえば

「絵が描けないから、絵が描けるように」

→リアルなデッサンができないと

→売れたり展示しないと

と思ってると腰が重くなる


今すぐ文具屋さんで画材買って
好きに絵を描くことはできるのに


それだけでは自分を認められない現象




本屋さんですごい高い参考書を買ったり
「美術とは?」を調べだしたり

売れるため、展示をするためにと
行動し始めてしまって

焦りや不足感、余計な知識ばかりが集まってくる


そんな人もいるかもしれません




本当は

ヘタクソで、よくわかんない絵になる
そんな自分のセンスを認めたいとか


カラフルな色をただ楽しみたいだけだった

時間制限なく自由にお絵描きがしたいだけだった



それだけのことだったかもしれません




自分に厳しい癖が強いときに思いつく

「やりたいこと」=「克服すること」

になりがちです



でも本当は

歯を食い縛って克服して

誰かに「私だってできますから!」と
主張したいわけではなくて


「それができないままの自分で良い」


と腑におとしたい
という場合があるんです




不思議なことに
「別にできなくていいじゃん」って気づけるだけで
急に気楽に動けるようになるんです



だから「やりたい」と思っているのに
2週間、1ヶ月、と
時間が経ってもやれていないことがあったら


その出来事を通して

「できない自分が嫌だったんだ」
「できないって過剰に思い込んでただけだったんだ」


と気づける
いいきっかけかもしれません🌸



つづき


♨️




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