マラソン男子の世界記録は2時間0分35秒で、女子は2時間11分53秒なんですけど
ある朝。僕は5:30に目が覚めた。
妻のゆかりちゃんは、6:00にアラームをセットしている。そのアラームが鳴るまで、まだ30分ある。
雨が降っているのが音で分かる。
僕は、ダイニングテーブルに座り、モーニングページを書き出した。
6:00に、ゆかりちゃんのアラームが鳴った。
たぶん、次のアラームで起きるはず。それが、ゆかりちゃんの朝のパターンだ。
2度目のアラーム音が聞こえた。
すぐに、寝室のドアが開いた。
「おはよう」と、ゆかりちゃんが言う。
「おはよう～」と、僕も言う。
ゆかりちゃんは、お尻を掻きながらきながら言った。
「あたし、オリンピックに出ることになったんやて～」
「ん？」
「ぜんぜん走ってないんだよ～ぉ」
「？」
「練習してないんだよ～ぉ」
「ほう」
「なのに、走ったら私。・・・2時間切ったんやてぇ～」
「お、おお」
「まいったわ～、私。・・・才能あったみたい」
「へぇ～」
◆ツッコミは、無し？or 有り？
この日の僕は、ツッコミを入れなかった。
ガマンし切った。
ちなみに、心の中ではツッコミを入れていた。
心の声も書くと、こう ⇓ なる。
「あたし、オリンピックに出ることになったんやて～」
「ん？」
「ぜんぜん走ってないんだよ～ぉ」
「？」（なんのことや）
「練習してないんだよ～ぉ」
「ほう」（夢の説明かな？ あと、目を見開きすぎやで）
「なのに、走ったら私。・・・2時間切ったんやてぇ～」
「お、おお」（ドヤ顔⁉ 夢やん！ あと、競技はマラソンって先に言えよ）
「まいったわ～、私。・・・才能あったみたい」
「へぇ～」（あるか！ あと、ケツ掻くな！）
◆ボケにはツッコミを
僕は、ツッコミを入れた方が面白いと思う。
ツッコミがあって初めて、ボケはボケとなる。
でも、ゆかりちゃんはツッコミを入れられると怒る。
ツッコミって、愛だと思うんだけどなぁ。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1481話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです
PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。
読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。
人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。（僕の主観です）
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。（僕の感想です）
「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。
女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。
ご一読いただけたら幸いです。
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