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浅利慶太さんは「仕組み」を作った方で、西野さんも「作品」だけではなく、「仕組み」も作ろうとしている
僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、
西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める。
というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。
オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。
そこで僕は、
①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す
これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦やマーケティングは、1年前のものでも超最先端です。
では、let'sサロン!
◆2022年8月11日(木)
・記事のコピペ
おはようございます。
「キンコン西野がフットサルをやっているクリエイティブな理由」を皆がアレコレ考えてくださるので、
その中から一番良かった答えに「正解。よく分かったね」と言っているキングコング西野です。
#ただ走り回りたいだけ
#ナイショだぞ
さて。
今日は「『コミュニティー』か『エンタメ』を持たない企業は、ほぼ終了」という恐ろしいテーマでお話ししたいと思います。
サービスを設計する時は、ミクロの目(職人性)と、マクロの目(大局観)を交互に切り替えることが重要ですが、今日は後者の話です。
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▼そのままだったら死ぬぞ
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僕が大好きな映画監督「ビリー・ワイルダー」のアトリエの壁には、
『How would Lubitsch have done it?』という紙が貼られています。
日本語に訳すと「ルビッチならどうする?」です。
「ルビッチ」というのは、ビリー・ワイルダーが尊敬してやまない映画監督「エルンスト・ルビッチ」のこと。
「大変な難題が降りかかってきたが、ルビッチだったら、この局面をどう乗り切るだろうか?」とワイルダーは考えていたわけですね。
自分が尊敬している人間は、いずれ古くなります。
当然、『自分が尊敬している人間が作ったルール』も古くなります。
なので、『自分が尊敬している人間が作ったルール』に従うのではなくて、
「自分が尊敬している人だったら、この局面をどう乗り切るか?」
と考える方が、答えが常にアップデートされるので良さそうです。
劇団四季さんならば、浅利慶太さんの作ったルールに従うのではなくて、
『How would KEITA have done it?(浅利慶太ならどうする?)』
と考える方が面白いかも。
兵庫の大天狗ナルシストたる西野亮廣は、なんと自分から後輩達に、
「新しく始めることに答えなんてないんだから、迷った時は、
『西野亮廣ならどうするか?』を考えろ」と言っています。
すっごい上の立場からアドバイスをするのは、昔からですが、その責任は取るのでオッケーだと思ってやっています。
さて。
日頃、いろんな経営者さんから相談を受けている西野ですが、やはり、そこでも僕が考えるのは「西野ならどうするかなぁ?」です。
厳密に言うと、例えば、
「西野が、『フォロワー数200人で、予算は70万円で、このプロジェクトがコケたら、もう後がない』という状況だったら、どうするかなぁ?」
です。
僕は、西野が出す答えをよっぽど信頼しているのでしょう(笑)。
そんな調子で、企業(経営者)の「かかりつけ医」のように動いている僕ですが、最近、共通しているアドバイスは…
①「零細企業は零細企業の戦い方をしろ」
②「コミュニティーに参加しろ」
③「エンタメを持て」
…の3つ。
僕が零細企業の経営者なら、
「零細企業の戦い方」を正しく選ぶし、
コミュニティーに参加するし、
あわよくば自社のエンタメを作ります。
影響力もなければ、大企業みたく大ロットで生産することできないので、無名なのに(まだ何の信用も稼げていないのに)、自社製品の価格は大企業よりも高くなる。
この穴を埋めてくれるのは、①と②と③しかなく、①と②に関しては、これまで散々言ってきたことなので(※人検索)、ここでは割愛させていただきます。
重要になってくるのは③で、ここを上手く作り出すことができれば、(大企業よりも高い)価格に納得感が生まれます。
競合他社との差別化にも繋がるでしょう。
というか、この時代、サービス(商品)のクオリティーなんて、もはや、どこも「どんぐりの背くらべ」になっているので、『コミュニティー』か『エンタメ』を掘り下げないと、選ばれない。
ところが、『エンタメの作り方』って、全然、体系化されてないんです。
…いや、「アニメーション映画を作れ」と無茶を言ってるわけじゃないんです。
たとえば、イベントの作り方、
たとえば、BBQ大会の作り方、
そういった「僕たち私たちでも立ち上げることができるエンタメ」の作り方が、まったく体系化されていない。
(西野以外の)講演会の素人主催者は、いまだに、何の勉強もせず、“あてずっぽう”で講演会を作って、お客さんの不満を量産する始末。
コミュニケーションを深める為にBBQ大会を企画しておきながら、「お客さんに楽しんでもらいたい」を理由に、BBQの中にイベントを詰め込んで、「レストラン型」にしてしまったり。。
#アホかよ
せっかく、時間とお金をかけて立ち上げているのに、実に勿体ない。
大切なのは、
自社エンタメを持っていないことに危機感を持つことと、
そして「エンタメの作り方」に興味を持つこと。
これは、仕事としてやった方がいいと思います。
「俺がやってるのは『ビジネス』で、『エンタメ』には興味がないっす」は、もう通用しない時代に突入したなぁと思うオイラです。
#ひろゆき
ビジネスも、エンタメも勉強しましょう。
現場からは以上です。
・じょーじの要約
テーマ:『コミュニティー』か『エンタメ』を持たない企業は、ほぼ終了
▼ビリー・ワイルダーの壁
映画監督「ビリー・ワイルダー」のアトリエの壁には
『How would Lubitsch have done it?』
という紙が貼られている
日本語に訳すと「ルビッチならどうする?」
『自分が尊敬している人間が作ったルール』に従う、ではない
「自分が尊敬している人なら、この局面をどう乗り切るか?」と考える
「彼に従う」では、その思考や打ち手は古くなる
「彼はどう考えるか?」なら、その思考や打ち手は常にアップデートされる
例として、劇団四季さんならば、
「浅利慶太さんの作ったルールに従う」ではなく
『How would KEITA have done it?(浅利慶太ならどうする?)』と考える
▼経営者さんへの、最近のアドバイスTOP3
多くの経営者さんから相談を受けている(ニシノコンサルを継続中)
最近、共通しているアドバイスは…
①「零細企業は零細企業の戦い方をしろ」
②「コミュニティーに参加しろ」
③「エンタメを持て」
①②は、過去に解説済み(この記事では割愛)
現代は、サービス(商品)のクオリティーは「どんぐりの背くらべ」
(もしくは、大手企業=ハイクオリティー&低価格(勝てっこない))
ゆえに、
①『コミュニティー』(繋がり、ご縁)
②『エンタメ』(楽しい、楽しかった、オモシロイ)
これらを掘り下げないと、選ばれない。
しかし、『エンタメの作り方』は、体系化されていない
(「アニメーション映画を作れ」と無茶を言ってるわけじゃない)
たとえば、
イベントの作り方とかBBQ大会の作り方が、まったく体系化されていない
▼西野さんからの提案
①自社エンタメ(楽しい、オモシロイ)を持っていないことに危機感を持つ
②「エンタメの作り方」に興味を持つ
これは、仕事としてやった方がいい(社を上げて、本気で取り組め!)
・じょーじの要らん解説
要らん解説1
①「零細企業は零細企業の戦い方をしろ」を解説
これは、例えば「ランチェスター戦略」を学ぶと理解できます。
即、実践はできなくても、即、学ぶことはできます。
オリラジ中田さんのYouTube大学が、超分かり易く解説してくれてます。
要らん解説2
②「コミュニティーに参加しろ」を解説
僕の妻のゆかりちゃんは、美容室を自由に選んでいます。
スマホで検索したりポトスで見たとか、そんなキッカケで、いけつけのお店が定期的に変わります。
でももし、ゆかりちゃんがこの町でパン屋さんを開業したなら?
こういう場合、西野さんは「スナックへ行け」と言います。
「盆踊りや、ドブ清掃や、町の行事に参加しろ」と言います。
ひっくるめると、「その狭い町内のコミュニティーに参加しろ」という意味です。
ゆかりちゃんの焼くパンが、他店の3倍美味しいとか、美味しさは同レベルで価格は半額とかは、まず不可能。
商品では選ばれないから、ゆかりちゃんで選んでもらえ!
ならば、コミュニティー内の美容室を選んだ方が良いのです。
パンを買いに来てくれるかもしれないのです。
西野さんは「人検索の時代だから、だからコミュニティーへの参加は必須」と、5年位前から叫び続けています。
◆西野亮廣エンタメ研究所
月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。
投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告。
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。
記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。
・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作の報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティングの報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディングの報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)
ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。
アレです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。
後出しではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的メイキング記事、です。
・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)
それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります。
参加はこちらから ↓
◆キンコン西野さんの朝礼
西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。
朝7時ごろに配信されます。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1388話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです
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