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ひと筆書きします。「会社へ行け」と「どっちも(なんも)言うな」は、全くの別モノです!

今日は勢いで書きます。
構成も考えません。
推敲もしません。

推敲したら、投稿するのを「やめようか」って思いそうです。


◆僕の考えが正しいとは限らない

僕の考えが正しいとは限りません。
10人いれば10人の「正しさ」があり、1万人の人間がいれば1万の「正しさ」があります。

ガリレオが支持した【地動説】は、「間違っている」と誰もが思い、そして処刑しました。でも本当は間違ってはいなかった。

誰が正しいか。
何が正しいか。
神でもない限り分からない。

こう、草薙龍瞬さんから、この本で教わりました。


◆今、僕は腹が立っている

僕は腹を立てています。
腹が立つ、ということは、「僕は正しい」と思っているからです。
草薙龍瞬さんの教えです。

そうなのでしょう。
いや。
そうです。

今僕は、僕の考えや想いは、「正しい」と思っています。

その正しさが伝わらず、
それどころか誤解され、
非難までされました。

相手が正しい可能性はあります。

でも、どうしても僕は、僕の考え方が「正しい」と思う!
正しいと思ってしまうのです。


◆アドラーの「目的論」で考えてみる

僕は、なぜ、この怒りをnoteに書くのか?
目的があるハズです。

1つは、備忘録です。

あとで振り返ります。
そのために書き残しておく必要があります。

もう1つは、怒りの発散です。
怒りを抱いている相手は2人います。
その2人に、僕は、何も言いません。

相手の課題に介入する行為だからです。

でも、このままでは僕の怒りが成仏できません。
僕はストレスを抱えて、うつ病を発症するかもしれません。

僕は、会話ではなく、記述で、ガス抜きさせていただきます。


◆怒りの対象「娘」

僕の娘は、養女です。
血のつながりはありません。

妻のゆかりちゃんが、26年と半年前(僕と出会う前)に、お腹を痛めて産んだ子です。

朝、娘が起きてきませんでした。
ゆかりちゃんが「もう6時半だよ」と起こしました。

その時の娘のリアクションから、(二度寝したんだな)と僕は感じました。
少し慌てて動き出した娘が「頭が痛い」と言いました。
これは本当っぽい一言でした。

でも、この一言を発したせいで、娘は「会社を休んじゃおうか」と思いついた様子でした。

ゆかりちゃんが鎮痛剤を用意して上げていました。

一瞬、出勤しようと思いなおした娘が、また、気が変わった空気を出しました。

今度は「お腹が痛い」と言い出したのかな?
トイレに行って、音姫の音を出します。
これが2度、ありました。

この一連の動きは、ゆかりちゃんに心配させ、「休んだら?」の一言を引き出そうという行為に見えました。


◆娘のガス抜き

過去記事に書きました。


この記事の中にあるように、娘は、会社を休む同僚を、

迷惑だ
社会人なら体調管理も仕事

などと演説をぶっていたのです。

言いませんけど、娘に言いたい。

土、日、月、と3連休のあとの体調不良ですか?
同僚は休んで迷惑をかけて、娘はそれを非難したのに、
おいおい娘よ、おまえも休むのかい?
体調管理は仕事じゃないのかい?


◆気になっていた

娘の仕事は「営業」です。
営業の仕事は、上司に言われた作業をすることではありません。

営業の仕事とは、契約を取ることです。
売上げを上げることです。

極論は、売上げ目標を達成できるのなら、いくらでも休んで構いません。
営業には、そういう【根本】があります。

遅くまで残業しても、契約を取ってないなら、仕事の準備をしただけで、
仕事はしていません。

仕事の話題が、総務部みたいに作業のことばかりで、契約や売上げが話題にならない。

元営業マネージャーの僕は、超~、気に入りませんでした。
言ってませんよ、ひと言も。


◆怒りの対象「ゆかりちゃん」

朝の準備をしながら、僕はゆかりちゃんに耳打ちしました。

『休んだら』って言っちゃアカンで。
 その一言を引き出そうとしているように見えるから、
 『休んだら』も『行け』も、どっちも言っちゃアカンで。
 もう26歳の大人なんだから、全て、自分が決めればいいんだからね」

こう、耳打ちしたのです。

「最近、ホント、意地悪だね。
 noteの記事も、
 ……まったく、気に入らない!」

と言われました。

僕は、提案をしただけです。
それは、

娘のためを思って

です。

そして、娘に対して要らんアドバイスをしようとするものではありません。
何もしない、という提案なのです。

会社に行くか、休むか。
どっちに決断するのか。

これって、すごく大事だと思うのです。
自分で考え、迷い、決めるって。

その決断の背中を、仮に、どっちであっても(つまり「行け」であっても)、こういう場合は、何も言っちゃアカンと思うのです。
自責思考から最も遠い人物になってしまいそうだから。

赤道直下の発展途上国の子供に、コカ・コーラを買ってあげてはイケない
と聞きます。
その子は、コカ・コーラを買えるお金なんてない。
その美味しさや爽快感を知ってしまったなら、ノドが乾いたときに辛い思いをする。
盗みを働くかもしれない。弱い者からお金を脅し取るようになるかもしれない。
ず~っとほどこし続けられるのでなければ、いっときの快楽のために与えてはならない。
この「快楽」は、子供の快楽ではない。
子供が美味しそうに飲んだ、喜んだ、それを見て感じたという、ほどこす側の快楽だ。

ゆかりちゃんは、ず~っと娘に寄り添いやさしい言葉をかけ続けられない。
娘は結婚する可能性がある。
この実家を出て、また一人暮らしをするかもしれない。

僕だって、「3連休のあとに体調不良なんて恥ずかしい。這ってでも会社へ行け」という言葉を言わなかった。
娘が考え、決めるためだ。

僕は、先に外出して、どうなったのか、詳細は知らない。

帰宅したなら、娘は自宅にいた。
会社を休んだのだ。

ゆかりちゃんが帰宅し、娘の部屋のドアを開けて、「どう?」と聞いていた。
休んだことは知っていた。

休むことは娘が決めたのではなく、2人で決めたのだ。

娘はさっき、タバコを吸っていた。

「何も食べなかった」
「食欲がなかった」
などと、ゆかりちゃんに説明していた。


◆注意点

3連休のあと、会社を休んだ。
明日、ケロッと出社できるか?

元気だと「なら、なんで昨日休んだ?」って思われかねない。
そう思ってしまう。
ならば、リアリティーを増すために、もう1日休もうか。そんなよこしまな考えが浮かぶ。

そういうものなのだ。
僕はそうだった。

でも、普通は出勤する。

たまたま二度寝したなら?
昼、寝過ぎたせいで夜眠れず、寝不足で朝、メッチャ眠かったなら?

「リアリティーを増すために」という思考が、また頭をかすめる。

まず、娘が心配だ。
明日も「休む」と言い出さないで欲しい。

次に、ゆかりちゃんが心配だ。
万が一、明日も娘が「具合が悪い」と言ったなら? どうするの?

病院に行くも、行かないも、
会社に行くも、行かないも、
迷うのも、
そして、決めるのも、
全部、娘が、たった1人で行なうことだ。

26歳なら、親が「病院に行け」と言っても「行く必要はない」と判断する場合だってある。
逆もあるさ。親が「行く必要ない」と言っても、症状をネット検索して「行くべきだ」と決断するケースだってあるだろう。

親が、「会社なんか休んじゃえば」と言っても、「うるさい」「大丈夫だから」と言って出かける26歳だって、いくらだっているだろう。


◆親友の結婚披露宴だったなら?

娘は、今日、親友の結婚式だったなら、欠席したのだろうか?
行ったんじゃないか?
そして、精一杯、元気を演じたんじゃないのか。

会社や仕事なんて些末なことだ、という価値観もあるだろう。
その価値観は否定できない。
仕事以上のものがあって、全然イイ。健全でもある。

ならば、過去記事のように、会社を休む同僚を悪くは言わないと思う。

ダブルスタンダードだ。
同僚には厳しく、自分には甘い。

逆ならまだしも。

今の自分に甘いって、将来の自分を裏切っている、と言えるぜ。


少なくとも、同僚が仕事を休んだことを非難した。
その行為は反省した方がイイ。

同僚は、今日の娘の体調と同じだったのかもしれないじゃないか。


◆言いません

僕は、以上のように感じ、思い、考えたけど、何も言いません。
ノータッチです。

ゆかりちゃんにも何も言いません。
僕の希望を伝えもしません。

考えはココに書きましたから、考えは、この記事を読んで【正確に理解】して欲しいけどね。
でも、それも求めません。

ゆかりちゃんは、ゆかりちゃん色のサングラスを外すことはできないでしょう。
サングラスをかけたままこの記事を読んでも、僕の真意は、正確には伝わらないでしょう。


◆注意点2

ゆかりちゃんへの注意点です。
たぶん、誤解しています。

「じょーじは、会社に行けって思っている」
「じょーじは、それを私から娘へ、代弁させようとしている」

これ、まったく違います。
ゆかりちゃん以外の読者なら、半数の方は分かってくれると思います。

行けも、休めも、どっちも言わない。
アドバイスもヒントも与えない。

娘に1人で決めさせる

です。
何も言ってはいけないし、雰囲気や態度での誘導もしてはイケない。

僕は、そう考えています。

僕は、娘の可能性を信じています。

ひとりで決め続ければ、
失敗は自分のせいで、
成功も自分のせいです。

自分で何でもできるのです。
甘えを捨てるのは寂しく不安かもしれません。
でも、慣れます。

甘えを捨てて、全てを自分で決めて、それで成果が出たならば、そのとき初めて、小さな自信が生まれます。

この、小さな成功体験を積んで欲しいのです。

アドバイスしちゃダメです。
助言もダメ。

「どっちでもいい」
「自分で決めなさい」です。

そのとき、AがイイとかBがイイとか、雰囲気が出ちゃダメです。
興味ないのが1番良いのです。

なぜ興味ないのか。
だって、小さな失敗なら、娘は乗り越えるに決まっているし、
小さな失敗はイイ経験になるし、
良い決断をしたなら小さな自信になるだろうし。
そうに決まっているから、
信じているから、
だから興味ないのです。

娘の決断は、何でもイイのです。

決断を母親にしてもらおうとするのが、僕は気に入らないのです。

ゆかりちゃんは絶対に誤解しています。
会社を休んだことが気に入らないと、そう思い込んでいます。

そういう面も100分の1くらいはありますが、100分の99は違います。

いい年して、子離れしろよ。

僕が言いたいのはコレです。
昔から同じことを言っています。

娘も娘です。
いい年して、いい加減に親離れしろよ。です。


◆〆

一気に書いたので、気が変わらないうちに投稿します。

僕の言い方はキツイのかな?
僕と同じ意見でも、第三者で言い方が優しかったなら、ゆかりちゃんの心に届くかもしれません。

コメント、賛成でも反対でも、同意でも反論でも、大歓迎です。
よろしくお願いします。

僕は、ゆかりちゃんが大好きです。







おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1192話です


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