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ココに、周りもご本人もあまり触れませんが、西野さんって昔っから『理念』を大切にされていて、そこが1番ステキだなって思っています!

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。
月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動をいち早く知れて、かつ、活動の裏側や背景も知れます。


僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。毎日です。

オンラインサロンのルールに
【サロン記事、公開NG】
があります。

でも、もう1つのルールがあります。
【サロンの記事は、1年後なら公開OK】
です。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への、当時の僕のコメント
③その記事への、当時の僕の感想ツイート
④時々ですが、今の僕からの解説(じょーじのいらん解説)

これらを、毎週土曜日に投稿させていただいているのです。

西野さんのサロンの記事は、1年前のものでも、世間的には最先端です。
5~10年先を走っている方ですから。

つまり、西野さんの過去記事を読むだけでも、高い価値があります
では、let'sサロン!


◆2022年4月27日(水)

・記事のコピペ

おはようございます。
『金太の大冒険』という歌で子供の頃に腹筋が千切れるほど笑った記憶があったので、あらためて聴いてみたところ、壊滅的に面白くなくてビックリしたキングコング西野です。

さて。
今日は『生活圏を再設計する』というテーマでお話ししたいと思います。
これまでの考えを整理するような回です。

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▼ 分からないものは分からない
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暇だったので、世界の国々(約200ヵ国)の出生率を調べてみたところ、日本の出生率は「1.36」で186位でした。 
#2019年のデータです

出生率というのは、女性1人が一生で出産する子供の平均数のこと。
1位はニジェール共和国(西アフリカの国)で、なんと「6.82」らしいので、今から荷物をまとめて、明日からはニジェールに住むことにします。

冗談はさておき、ニジェールはニジェールで、砂漠化や食料問題、貧困問題といった様々な抱えているので、「子供がたくさん生まれているから未来は明るいよねー」という話でもなさそうです。
現時点で僕が確実に分かっていることは、「ニジェールのコトはよく分からない」ということです。
ニジェールに限らず、僕は、世界のほとんどの国に行ったことがないので(※来週はドイツに行くよ)、世界のことはよく分かりません
たぶん、ほとんどの人がそうだと思います。

憶測がベースにある戦略ほど空虚なものはなくて、僕が世界を議論したところで、的外れもいいところです。

他方、国関係なく“局地的に”分かっていることはあります。

ブロードウェイハリウッドのルールは以前に比べてかなりクリアに見えてきましたし、フィリピンのトンド地区(スラム街)の子供達の人気者になるためには何をすればいいかも分かっています。
#バスケの1on1でタコ殴りにする

日本の地方(町起こし)に関しては、
「挨拶に行く順番を間違えると『そんな話、俺は聞いてない!』というクレーマーに豹変する確率が89%」というデータもとれています。
#群馬流氷科学センター調べ
#挨拶は大事だし
#挨拶に行く順番も大事

僕みたいなアホ(処理能力が低い酔っ払い)は、そういった「明らかになっていること」だけに目を向けて、手を打っていけばいいのかなぁと思います。
身分相応の戦略とでもいいましょうか。

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▼ お金を使う場所を決める
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日本において、もう1つ確実に分かっていることは、「人口が爆増したから生活圏をビロンビロンに拡げたというのに、人口が激減している」です。
#思てた展開と違うパターン

「10人の子を持つ女性と再婚することが決まったので、数十年ローンで超巨大な家を購入したのに、婚約破棄になっちゃった」みたいな感じです。
「一人暮らしの家にトイレが2つ」という非常事態です。

ここは確実に分かっていることで、そして、なんとかしなくちゃいけない問題です。

日本は今、拡げてしまった町を上手に畳む(コンパクトにしていく)ことが求められているわけですが、町を畳むことを求められた時代なんて、これまで誰も経験していないので、誰一人として「畳む技術」を持っていません

様々な行政が今、あの手この手でコンパクトシティーを進めていますが、成功例は多くありません。

原因は以下の3つかなぁと思っています。
・引っ越しが面倒臭い
・行政の説明不足
・コンパクトにした時の旨味が想像できない
(旨味が少ない)

「住めば都」とはよく言ったもんで、一度住み着いてしまうと、「あっちの方がいいよ」と言われても、「コッチはコッチで、それなりにやってますんで」と返してしまうのが人間。
いつでも合理的な判断できるわけではありません。

限界集落を捨てきれず、なんとかしようと思っちゃうんです。
とはいえ、この問題を先延ばしにすると、死ぬのは僕らです。

人口が減ることが決定している以上、どこかで「まとまる(近所に住み合う)」必要があります。

どうすれば上手くまとまる(コンパクトにできる)かなぁと考えたところ、いっそのこと、「お金を落とす場所を決める」というのは1つあるなぁと思っています。

「お金は“稼ぎ方”よりも“使い方”が大事」とよく聞きますが(ホントにそう思う!)、「何に使うか?」をもう少し掘り下げて、
「“どの地域の”何に使うか?」まで決めちゃった方がいいのかなぁと思っています。

そして、その地域というのは「近所(自分の商圏)」の方がイイ。
たとえば、「Amazonで2000円で売られていた『えんとつ町のプペル』が、近所の本屋では2200円で売られている」

この場合、どっちで買った方が、自分の取り分が大きいか?

値段だけ見るとAmazonで買った方がお得だけれど、近所の本屋さんはウチの店にもチョコチョコ来てくれる(お金を落としてくれる)
原価とかはこの際一旦無視して、
この時、本屋さんがウチの店で2000円を落としてくれたら、実質、200円で『えんとつ町のプペル』が買えたことになって、価格でいうとAmazonの10分の1。

どう考えたって、値段が高い近所の本屋さんで買った方がお得です

この辺の議論って、僕たち、あんまりやってなくないですか?

たとえば、お店のオーナーさんは、従業員さんに支払った給料の使い先(使う場所)を指定してないじゃないですか?
従業員の給料は、見込み客のサービスに使ってもらった方が(見込み客の懐をフカフカにした方が)、お店の売り上げが上がるのに。

でも、現実問題、給料の使い道を指定することなんてできない。
「給料は○○に使え!」なんて、とても言えない。

だったら、従業員さんがお金を落としたくなるサービス(お店)を、自分のお店の近くに作ればいい。
あるいは、誰かに作ってもらえばいい。

そうすれば、グルグルまわります。

…みたいなことって、頭では分かっていても、おそらく目の当たりにしないと(体験してみないと)入ってこないと思うんです。
理屈はおそらく間違っていなくて、あと足りないのは、「体験」です。

お金が戻ってくる体験ができる場所の創造なんて、民間では誰もやらないから、僕がやろうと思って、全財産をブチ込んで、地元の川西ではそんな実験をしています。

実験を続ける中で明らかになってきたのは、「近所であろうと、理念が合わない店には行かない」ということです。

なので、生活圏の再設計は「理念」を待ち合わせ場所にした方がいい(理念を待ち合わせ場所にした方が近所にお金を落とし合う)のかも…

というのが今のところの結論です。

日本に住む全日本人に関係のあるテーマだと思うので、まだまだ実験を続けて、都度都度共有していきたいと思います。

現場からは以上でーす。

・僕の、サロン内でのコメント

僕は、以前、理念を作りました。最初は【ズルいことはやらない】です。
それを、【三方良しを実践する】と、少し前にアップデートしました。
【ズルいことはやらない】は、「三方良しに入るなぁ」と考え直したのです。堅苦しい理念ですが、こんな55歳です。

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
「ご近所が大事」「理念はもっと大事」←これは、昭和生まれの僕にはスンナリと納得。真理に近いと思う。面白いのは、「DAOやNFTの実験だ!」と言って時代の最先端を走っている西野さんが、道徳観で説いているのではなく、実感として語っているところだなぁ。

・じょーじの要らん解説

僕は、昭和42年の2月生まれ。
ギリギリ、「お醤油切らしちゃった。ちょっとお隣さんに借りてくる~」を見聞きした世代かな。

だから、ご近所さん付き合いが大事なのも分かる。
そして、いくらご近所さんでも気が合わない(理念の違う)人がいるのも分かります。

理念って、「どうやって?」にキチンと答えられるってことだと思います。

「お金をたくさん稼ぎたい!」
それだけでは足らなくないですか?

「私には○○という夢(目標)があります」
これも足らないと僕は思います。

「なんで?」って思うから。

たくさん稼いだお金で、何をしたいのか。
その夢(目標)を目指す、理由は何なのか。

真の目標が知りたいし(お金は「手段」でしかないですからね)、
その理由(動機)も知りたい。

僕の夢を例に、説明してみます。

≪理由≫
・今の日本の教育は間違っている(と思う)
・日本の子どもが世界で大活躍してほしい

≪真の目標≫
・令和の「松下村塾」という、私塾を開きたい
・そこでは、若いママとパパにも学んでもらおう

≪計画≫
・でも、月謝だけでは運営できそうにない
・ほかの事業でお金を稼ごう

次に、「どうやって稼ぐ?」の「どうやって」があります。
この「どうやって」は2つあります。

1つは、ビジネス戦略です。マーケティングやマネタイズ戦略ですね。
もう1つが、理念です。(「行動指針」と同じ意味です)

「目的のためには手段は選んでられない。少々ズルくても良しとしよう」
という企業や人が多い
と、僕は感じます。
それに異を唱えると、「それはキレイ事だ」と言われたりします。

僕は、「きれい事で達成できないのなら、夢は達成できなくて良い」と思っています。

目標(「○○をするぞー!」とか)や、計画(「○○名、集客するぞー!」とか)を発信する人は、SNSで良く見かけます。

マーケティングやマネタイズ戦略も、よく議論されます。
成功事例も発信され、僕も学ばせていただいています。

でも、理念まで言及される方は滅多にいません。

理念が先にあって自然な気がします。
昭和世代のオッサンのたわ言でした。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品の制作過程。
ヒットさせるための広告やマーケティング。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
これって、
メッチャ面白いんです。
メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1245話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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