見出し画像

【好感度ダウン覚悟】そんなモノを下げるつもりなんてなかったが、僕が「頑張る」って、そうなっちゃうか…

めっちゃ、僕の好感度が下がると思うのですが、
今思っていることを、そのまま書きます。

今、文筆家業だけでは妻のゆかりちゃんが満足する最低限の収入も得られず、僕はアルバイトをしています。

パートさんを管理・サポートする仕事です。
このバイトを初めて、1年と半弱になります。

社員の江田さん(仮名)は、僕の休日に来ます。
交代で管理業務をしているという現状です。

江田さんには、他にも行かなければならない現場があります。
もし、僕と同じ仕事をしてくれる人が僕の現場にいたならば、江田さんは月に1度か2度、様子を見に来るだけでしょう。本来はそうなのです。


さて。
どこもかしこもそうなのかもしれませんが、僕の現場も人手不足です。
シフトを組むこともメチャクチャ大変です。

結果、パートさんに無理をお願いすることになります。
パートさんはストレスMAX
サービス残業も「文化」、という昭和のようなありさまなのです。マジで。

僕は、そんなときに派遣会社を介して勤めました。
だから僕には、基本サービス残業はありませんが、その会社直のパートさんは、毎日、けっこうなサービス早出や残業をしているのです。


丸1年過ぎた時から、僕は、僕がやるべき仕事をしながら、

職場のホワイト化


に挑みました。


僕がいなければ現場は回らないという現実がありましたので、僕は、江田さんに堂々と「サービス残業は違法ですよ」「辞めましょう」と言えました。
そして僕は、正義感を振り回す子供でもありません。
会社とパートさんの板挟みになっている江田さんの辛さも、理解できました。

江田さんは良い人なのです。

しかし、レスポンスが悪く、提案や不満はもちろん、パートさんからの意見は全て、忘れてもらう作戦を決行します。

それでも、「1ミリずつ」と念じて、パートさんの「ごもっとも」という意見を1つ、また1つを認めてもらいました。


先月のことです。
江田さんが、現場の問題に関して、「他人事」のようなリアクションをしたのです。

あれ?

と思いました。そんな反応はこれまではなかったのです。

「江田さん、もしかして会社辞めるのですか?」と質問すると、
江田さんはそれを否定しました。


昨日です。

「じょーじさん。僕、1月31日で会社を辞めます」と、江田さんから言われました。


ここからが、僕の好感度が下がってしまうだろう、僕の思考の言語化です。
誤解がなければ好感度は下がらないと思うのですが、どうしても誤解してしまうと思います。


僕が入って、おかげで江田さんは助かったと思います。
僕が来るまで江田さんは、現場に、週6日来ていました。
人手不足のためパートさんと同じ仕事をしていました。正確には、パートさんの1.5人分の仕事です。

体力的にギリギリだったと思います。
時間に追われ、現場は整理整頓さえ出来ていませんでした。
休日もまともな休みではなかったハズです。シフトは家に持ち帰って組んでいました。

僕が入って、江田さんは助かったと思います。

僕が入ってから江田さんは、他の現場にも行けるようになりました。
週休2日も、ほぼとれるように変わりました。

だから江田さんは
「辞める」
と決めたのでしょう。


僕がいないときは、半分のパートさんからはガンガン詰められケンカばかりしていました。僕が入ってからも、最初の1年間はそうでした。

パートさんの25%は、無関心派でした。

残るパートさんの25%は、江田さんに同情していました。
不満はある。
文句はある。
でも、江田さんは、私たちと同じ仕事をして、私たちの「その日」の負担をチョットでも軽くしてくれているじゃない。

そういう理解を示していました。
ガマンして、そして許していました。

僕が来るまでは、

大変だったけど
役に立てている実感があったのです。


今は、自分が、役に立てている実感が乏しいのだと思います。
心の奥の芯のところでは、そう分かっていて、
でも、それに気づかないようにしているのです。

深層心理で気づいていることは、やがて、表層意識でも気づきます。

気づく前に、環境を変える。

気づきたくない。


それが、1番の理由だと思うのです。

自分より現場を上手くまとめる人がいる。

どうにもならない現場だ、と会社に言ってきたが、
どうにかしちゃったヤツがいる。
どうにかしつつある。

色々な事が明白になる前に
元々、会社には不満がタップリあったし、……という感じなのではないか。


こんな想像をするヤツって、
こんな想像を文章化するなんて、
ブラックな想像を披露してしまうワケで……。


ただ、2023年12月15日に、僕は、そのように想像したことを記録しておきたいのです。


今、短い説明が浮かびました。

僕は、江田さんの業務(任務や作業)を手伝い助けました
そして僕は、江田さんの自己肯定感を低下させてしまったのだと思います。

そういうのって、あるよな、って思いました。


僕は、自分と他人を比べることをやめた人間です。
僕は、僕と戦っています。
他人とは戦っていません。

他人に勝っていないので負け惜しみに聞こえるでしょうし、負け惜しみも、もしかしたならばホンの少しだけあるのかも知れません。

そんなことを3年近く続けていると、
周りの人の誰もがそうだと、他人と比べたりしないと、勘違いをしてしまいます。

パートさんだけではなく、
江田さんのことも気にすれば良かった…。
社員さんだったけど、僕より1回り以上若かったのだし。

勝手に、一緒に現場を良くしていく「同志」だと思っちゃったのが、
僕のミステイクだったと思います。

一筆書きの乱文、ご容赦ください。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1342話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです


コメントしていただけると、めっちゃ嬉しいです!😆 サポートしていただけると、凄く励みになります!😆