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強いチームを作るには!

西野亮廣さんは、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営されています。

西野さんが毎日2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿されて、サロンメンバーだけが読める、というサービスです。
月額980円の会員制メルマガ、という感じですね。


西野さんの記事に、僕は、
コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事のあらすじを書いて保存しています。
 途中からは、記事をそのままコピペ保存しています。

* * *

オンラインサロンのルールに【サロン記事、公開NG】があります。

でも、もう1つルールがあります。
【サロンの記事は、1年後なら公開OK】というルールです。

そこで!
僕のnoteでは、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への僕のコメント
③その記事への僕の感想ツイート
④僕なりの解説(じょーじのいらん解説)

これらを毎週土曜日に、投稿させていただきます。
では、let'sサロン!

◆2021年12月13日(月)

・記事のコピペ

▼ 多くの労働者が知らないこと
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先日のVoicyで「労働者の視点」「経営者の視点」違いについて、お話しさせていただきました。
労働者にとっての「お金を稼ぐ」は、「働いてお金を貰う」であり、
経営者にとっての「お金を稼ぐ」は、「働いてお金を作る」である、と。
もっと言うと、経営者が働いてお金を作らないと、労働者は働いてもお金を貰えません。

すっごーーーくシンプルな話ですが、日本人はお金の勉強をストイックにサボってきたので、このサロンに入っているような皆さんが思っている以上に、世間(日本)ではここの理解が進んでいません。 
テレビで「お金の作り方」の話をしようものなら、一部の労働者から「詐欺だー!」という声が上がります。
皆さんも、見てきたと思います。#日本オワタ

「働けばお金は貰える」
と思っている人がいて、もちろん会社は、その約束で労働者を雇っているので、その考えは間違いではないのですが、ただ、そこで思考停止していて、「自分が貰うお金がどうやって生まれた(作られた)のか?」を考える人はあまりいません。
「8時間働きましたので、8時間分の給料をください。はい、さようなら」
という人が少なくない。

間違ってはいないのですが、「労働者が、自分が貰うお金がどうやって生まれているかを知らない…という状態は、チームにとってプラスなのか?」というのが今日のお話です。

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▼ チームリーダーは、チームの利益を取りにいけ
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先日、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のプロデューサー陣と、主演の吉原光夫さんとスナックCANDYで呑んだくれました。
その席で、光夫さんが「西野さんが予算を作ってくれていたことを知りませんでした。たぶん、キャスト全員知らないです」という話をされたんです。
勘の良い方はお察しかもしれませんが、これ、何のことかと言うと…
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』って、制作費を鬼ほどブチ込んでいるので、チケット代だけでは絶対にペイできないのにも関わらず、「キャストさんの稽古代を出す」という判断をしたんです。
#日本の演劇界は稽古代が出ないのが当たり前なんです
#そんなの当たり前にするもんか

というわけで、「チケット代以外の収益源」が必要になるので、実は、ほぼ毎日、僕が稽古終わりに「ZOOM飲み会」「ニシノコンサル」などを入れて、その売上を全額、制作費(キャストさんのギャラを含む)に充てていたんです。
終演後にオフ会気味にやったソロイベントの売上も全額、制作費に充ててもらいました。

そして、そのことをキャストが知らないんです。

これ、自分のこと(自分が頑張ったこと)なので、言葉にするのが本当にツラかったのですが、ただ、
「西野が作ったお金が稽古代になっている」ということを知っているキャストと、
そのことを知らずに「稼働したからギャラが貰えるんでしょ?」と思っているキャストとでは、

どちらの方がモチベーションが高くなるか、どちらの方がチームが一つになるのか?プロデューサーはシビアに判断すべきで、ついに……
「西野が裏で頑張っていることを伝えなきゃダメだよ」
というアドバイス史上、もっともダサいアドバイスをプロデューサーにしてしまいました。#死にたい

でも、リアルな話…
まず「本人にそんなことを言わせちゃダメ」というのは勿論のこと、「どうすればチームの利益が最大化するのか?」考え、行動するのが、チームリーダー(プロデューサー)の仕事で、
あの時のファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』としての判断は、「皆さんのお金は運営が全て用意しておりますので、御安心ください」では、ありません。
芸人はプライドの生き物なので、「そっか。西野が稽古時間外で、自分達の為に動いてくれているのなら、自分も何かできることをやろう」と考えます。

チームとしてはそこを引き出した方が確実にプラスです。

昔、品川庄司の品川さんが、ネタを作らずに毎夜女の子と呑み歩いている庄司に対してブチギレた時に、近くにいた構成作家さんが、
庄司さんが毎夜、飲み会で品川庄司の単独ライブのチケットを手売りしたことを伝えたんです。
「俺、品川みたいにネタを作れないから、チケットの手売りぐらいしかできない」
と庄司さんが言っていたことも。

そうとは知らずに庄司さんにキレてしまった品川さんそこで反省し、それをキッカケに品川庄司が一枚岩になり、その後、ブレイクを果たすわけですが……チームをこの状態に持っていくのがチームリーダーの役目だと思います。
話が長くなってごめんなさい。

ここで、そろそろ話をまとめますが、芸能の世界ではなくて、一般的な社会に今の話を落としこむのであれば、結論、経営者(か経営者の側近)は労働者に対して、「働いたら貰えるお金がどこから生まれているのか? 誰が犠牲になっているのか?」や、「このチームが今、何故このような打ち手を選べているのか? その裏で誰が頑張ってくれているのか?」キチンと説明し、共有した方がいいと思います。

要するに、チームの利益(モチベーション)の為に「お金の流れ」を全員に共有する。

「あの人が頑張ってくれたおかげなんだよ」
説明することで、時に自分の手柄が減ってしまうことがありますが(※「オメーは何してんだよ」と突っ込まれる)、そんなケチ臭いものはとっとと捨ててしまって、チームの利益を最大化する為に生きた方がいいと思います。

・僕のコメント

確か、OWNDAYSの田中さんが、会社再建のとき会社のお金の実情全スタッフで共有したと記憶しています。昔から、チームを作るなら「全員経営者が最強」と思ってました。

あとチームのNo2には、「トップが言いにくいことを言う」という『補佐』という任務がある、と昔学びました。

もう1つだけ。まさかキャストさんが「どうやってお金を…」と思考していなかったとは驚きです。正しく理解してもらわないと、舞台というビジネスモデルが変化しませんよね~。

・僕のツイート

今日の記事を読んで、
仕事のレベルを上げるには専門知識を学びスキルを磨く。しかしチームで仕事をするのであれば『人間』も学ぶべき。
「どうすれば最強のチームになるのか」という思考を本来は全員が学ぶべきで、リーダーはここを考え続けなければならない。

・じょーじのいらん解説

1.表現もクオリティーも、資金という土台があって初めて生まれる

日本の舞台事情って、異常では?と思ってしまいます。
稽古という拘束がノーギャラ? まさにやりがい搾取。悪しき慣習です。

「稽古にもギャラを払います」という、ありがたい条件が提示された。
なのに、「何故それが可能なの?」と誰も考えない。いい大人が、自分事なのに、考えない…。

資金が、お金が、自然発生するとでも思っているのでしょうか。

2.中間管理職の『補佐』という役割

社長が「オレについて来い! オレを信じろ!」というのもイイのですが、
副社長が「社長について行こう! オレは社長を信じる!」というチームの方が強くなります。

また、例えば、厳しい監督に部員は不満。
しかし、キャプテンが「オレは監督を信じる! オレは甲子園に行きたい!」と言うことで、チームが1つになる。

監督にはできなくて、キャプテンだからできることってあるのです。

トップ自らは言えない言葉。言うと、自画自賛っぽくなったり、命令になったりする言葉。

同じ意味でも、ナンバー2中間層が言った場合、
「やれ」ではなく、「オレもやるから、やろうぜ」になるのです。

チームビルディングには、そういうのが重要です。

トップが助かるだけじゃなく
1番の効果は、メンバーが心の内側から燃え上がることなのです。

3.情報公開し、全員経営者が強いに決まっている

売上や経費や純利益。
僕がお店のオーナーなら、これらを、アルバイトスタッフにも公開します

利益に応じて、インセンティブを設計し、それらを全てオープンにします。
「オーナーの取り分、多すぎですよ」という発言もOKにします。

オーナーとアルバイトスタッフの利害を一致させます。
単なる時給なら、アルバイトスタッフはヒマな方が得と考えてもムリありません。
商売繁盛して超~忙しくて、喜んでいるのはオーナーだけ。これはイケません。
客が来なくて、危機感を抱くのもオーナーだけです。アルバイトスタッフは時給ですから、ヒマな状況は大歓迎なのです。

これを打破するのはすごく簡単です。
お金の流れを可視化すればイイだけ。

例えば、利益3分の1オーナー収入3分の1内部留保
3分の1スタッフボーナス
こうすれば、アルバイトスタッフだって、「どうすればお客が来るか?」「売上アップするには?」「経費節約できないかな?」と、オーナーと同じことを考え出します。

これをやらないオーナーって、どんなマインドなんでしょうか。
逆に、教えて欲しいくらいです。

◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。
あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信なのです。


作品が生まれる過程。途中経過。実験。
ヒットさせるための広告や、あの手この手。(最先端の手法が多い)
それらを進行形で知れる

数万人が参加する理由は、メッチャ勉強になりメッチャ面白いからです。


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。





チャオ!


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1008話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです




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