親の心子知らず。妻の涙に無力な僕。(ほぼ日記です)

妻のゆかりちゃんが泣きました。
号泣です。

書斎で物書きをして、箱根駅伝が気になりリビングへ行きました。

ゆかりちゃんが泣いています。

駅伝で感動のシーンか何かがあったのかと思ったら、

「るーちゃんが帰ってこない」

という涙だったのです。


年末29日に帰宅する予定の娘。24歳。
1月3日現在、いまだに帰宅せず。
地元の友達と遊び、そのまま彼氏宅へ。
連絡もなく、ちっとも帰宅しない。

帰省しているのに帰宅しない。

「悲しい」
「いろいろ言ったなら鬱陶しいだろうと我慢しているのに」
「連絡もない」
「LINEしても既読にもならん」
「哀しい」
「腹立つ」

と号泣。

ガマンの限界に達してしまったらしい。


娘は、養子縁組し僕の娘でもあります。

帰省しても帰宅しないことがあり、「え?」「どういうこと」と、僕はゆかりちゃんに言ったことがあるのですが、

「年頃の女子ゆえに、遠距離恋愛の彼氏が実家より大事なのはしかたない」

と諭されました。


どうやら、このときもガマンガマンの忍耐の真っ最中だったみたいです。
一生懸命「しかたない」と、そう、ゆかりちゃんは自分に言い聞かせていたのです。

僕は、「ずいぶんモノ分かりがいいなぁ」と思いました。

一生懸命、娘のやりたいことや自由を尊重して、余計なことは言わない。
自分が言わなくても、娘の方からちゃんと、会いに来てくれるはず。

そう信じ続けたゆかりちゃんのガマンが、今日、爆発しました。


娘は娘で、大好きな彼氏と別れることになり大変だったようです。




さて、僕ですが。

何とか頑張って、
ゆかりちゃんに余計なアドバイスすることをおさえました。
ホンの少ししかしていません。(少ししちゃったけど)

ゆかりちゃんの淋しさや怒りに寄り添いました。
少し、ゆかりちゃんの気持ちに共感しました。

そして、自分の無力さを痛感しました。


◆〆

娘がかえって来てからの話は、たぶん、明日書くと思います。

僕は、ゆかりちゃんと娘が大好きです。



おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第641話です

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