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第73話 関心に関心を持つ


鴨頭嘉人さんが好きだ。

今日もYouTubeを観た。

「仕事が出来ない人の話し方から抜け出す方法を分かりやすく解説します」(長い)が、めちゃくちゃ参考になった。

【東京カモガシラランド 仕事が出来ない人の話し方から抜け出す方法】で検索すると、Googleなら一番上に出る。


「ウチの会社って、教育制度がぜんぜんないじゃないですか~」

という部下の不満を、例え話の中心に据えて解説していた。

できれば、動画を観て欲しい。鴨さんの、熱い語りも味わってほしいし、表情の変化も味わってほしい。

しかし、ゆかりちゃんは「暑苦しい」とあまり好まないので、ここで僕が簡単に解説する。


◆相手に関心を持つ

例え話の中心はこれ。

「ウチの会社って、教育制度がぜんぜんないじゃないですか~」


この部下に関心を持つと「他人のせいとか何かのせいにしている」という、問題に見えてしまう。

「お前、それじゃあ不幸になるよ。お前のその考え方が、お前を不幸にしてるんだ」と言って、相手を変えたくなる。

こうしちゃダメと、相手に関心を持ってはダメと、平本あきお氏、アドラー心理学は教えてる。

そうじゃない。相手の関心に関心を持つのだと。


◆相手の関心に関心を持つ

またこれ。

「ウチの会社って、教育制度がぜんぜんないじゃないですか~」


この部下の関心に関心を持つと「教育を受けたいんだね~」とか「成長したいんだね~」となる。「めっちゃええ子や~」ってなる。

自分の中で転換が起こる。

相手を変えることもない。


◆でもわかる

鴨さんは言う。「でもわかる」と。

「相手を変えたくなる」と。

「お前、それじゃあ不幸になるよ。お前のその考え方が、お前を不幸にしてるんだ」と言って、相手を変えたくなる。


こう言ってしまう根元って何?


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愛なんだよ。


またこれ。

「ウチの会社って、教育制度がぜんぜんないじゃないですか~」


愛がない場合

「ウチの会社って、教育制度がぜんぜんないじゃないですか~」

「うん。ない」


「成長できないですよ」

「確かに」


「こんなんじゃ~、やってけません」

「ふ~ん。そ~なんだ。で、ど~すんの?」


「会社、辞めます」

「わかった。この書類書いて」


このように事務的になる。


だから、

「お前、それじゃあ不幸になるよ。お前のその考え方が、お前を不幸にしてるんだ」と言って、相手を変えたくなる。

となるのは、愛なんだ。


愛があるんだからこそ、技術が必要なんだ。

大事だから繰り返す。

愛があるんだからこそ、技術が必要なんだ。

考え方の技術が必要なんだ。


◆3日早ければ

僕がこの動画を、3日早く観ていれば、6月10日のケンカはなかった。

発生しなかった。

第1のケンカの原因の、無言になったゆかりちゃんに関心を持つのではなく、無言になったゆかりちゃんの関心に、関心を持てば良かったのだ。

第2のケンカは、そもそも第1がなければ生まれないし、僕が発言にトゲを加えたのが原因だし。


関心に、関心をよせれば良いんだ。

すごく勉強になった。


昨日の記事の「1工程しかしてない」を読んで、ゆかりちゃんは笑ったが、僕が、「ゆかりちゃんも深掘って」と言うと

「ムリ。モグラやないから」

と即答だった。


そこまで笑えるジョークではない。

ただ、速さに、即答なことに笑えた。


まてよ。・・・すぐモグラって浮かぶか?

さては、「深掘って」という単語ののときに、心の中で「おまえはモグラか!」ってツッコミを入れてたな~。


僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。



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