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素の言葉って、ホッコリするなぁ

祖母ばあちゃんと久しぶりに会った。
「お祖母ちゃん」と書いたが、ゆかりちゃん(妻)のお母さんだ。

3人でランチに行った。
お祖母ちゃんが気になっているお店があって、僕たちはそこへ行った。

和食御膳のお店だった。

4人掛けのお座敷を選んで、ゆかりちゃんとお祖母ちゃんが並んで座った。
僕は、その向かい側に座った。
僕は、あえて、お祖母ちゃんの正面に座ったのだった。

ゆかりちゃんの正面に座ってしまうと、つい、僕とゆかりちゃんの会話が多くなるかもしれない。今日は、母娘おやこでたくさん会話してほしいと思ったからだ。

ちなみに僕は、ざる蕎麦を注文した。
ゆかりちゃんとお祖母ちゃんは、人気ナンバーワンの和食御膳を選んだ。

僕は何となく、お祖母ちゃんの顔をマジマジと見てしまい、そして、お祖母ちゃんの隣に座っているゆかりちゃんへと、視線を移した。

ビックリした。
そこにはシワのないお祖母ちゃんがいたのだ。

ゆかりちゃんの顔が、本当に【シワのないお祖母ちゃんの顔】に見えたのだった。
さすが母娘おやこ。良く似ているということなのだろう。

実は、ゆかりちゃんの顔にも、シワは充分にある。でも、お祖母ちゃんの顔には深いシワがたくさんあるので、そのギャップで、ゆかりちゃんの顔がツルツルに見えたというワケだ。

ギャップって凄いなぁと思った。

おばあちゃんと別れてから、僕はこのことを、ゆかりちゃんに説明した。
【ギャップって凄いパワーがある】ということを伝えたかったのだ。

【ツルツルに見えた】ということも本当だったので、これはゆかりちゃんも少しは喜ぶんじゃないか、と思ったりもした。


僕の説明を聞いて、ゆかりちゃんはこう言った。

「ああなるんやでぇ~。
 よく見て慣れときぃ~」


僕は、なんかホッコリした。
僕は、ゆかりちゃんが大好きなのだ。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1485話です
※この記事は、過去記事の書き直しです

PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)

「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。


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