見出し画像

余裕は技術。余白は考え方。ゆとりを持って向き合った方が人間関係もうまくいくかも。

人は「動いている人」か「動いていない人」に分けられる。
動いている人の中でさらに、
「結果が出ている人」と「まだ結果が出ていない人」と「がむしゃらに予定を入れてる人」がいる。

余裕と余白

これをすれば結果が出るという訳ではないが、
結果が出ている人の多くに共通しているのが、
「余裕」「余白」があるということ。
どちらも「ゆとり」という意味だが、

ここでは
余裕:仕事上の時間のゆとり
余白:仕事も趣味も全てを踏まえた時間のゆとり

と定義する。

今回は「余白は誰でも生み出せる」ということについて話したい。


余裕は技術で、余白は考え方。

タイトルに書いたように「余裕」は技術だ。
「技術」は数を重ねて、磨き上げていくもの。
つまり、技術をつけるには時間がかかる。
決まったことを何度も何度も繰り返して、振り返って、改善して、ようやく一人前やプロと言われるようになる。

対して、「余白」は誰でも作れる。
正確には余白を作ることに専門的な技術はいらない。
なぜなら、「この時間の間は開けておく!」と決めて、スケジュール帳に入れておくだけだからだ。

日常で余白を生み出すとすれば、、

例えば、身近な「技術」とされるものに「家事」がある。
最初は、掃除・洗濯・料理などは、どこにどれだけの時間がかかるのかわからない。
自分の予定していた時間内ではなかなか作業が終わらず、翌日以降に回すこともあるだろう。
しかし、5回、10回、20回と繰り返し行うことで、容量をつかむ。
「何を」「どれくらいの時間(分量)」で行えばいいのか。
そのためには、
「準備はどれくらいかかるのか」「片付けはどれくらいかかるのか」
がわかってくる。

そうすると、最初は1時間かけていたことが40分で終わる。
これが『余裕』だ。
つまり、最初は仕事の時間に充てていた分の余りの時間。

対して「余白」は、
「仕事も家庭も関係ない自由な時間」のこと。
「毎日寝る前10分はぼーっとする」とか「毎週日曜の18時〜19時は何をしてもいい時間を取る」とかである。


まとめ

余裕と余白に関して僕なりの定義を交えながら書いてきたが、
一般的な余裕という言葉のイメージの中に「精神的なゆとり」というものがある。
僕としては、現状心の余裕がないという人は、時間的な余白を作らないと、心の余裕も生まれないと考えている。

精神的なものというのは、実際に余白の中で考える時間を用意しなければ生まれないからだ。

そして、精神的な余裕がない人は、相手の気持ちを確認することもできないし、「せっかくやってあげたのに!!」と他人とぶつかることも多くなる。

最初は、自由な時間が取れるのか不安かもしれない。
「そんな余裕ないわ!」と思うかもしれない。
でも、『時間を取る」と予定を立てて、その通りに動くだけだ。

逆にその余白の時間を意識することで、自分の作業を効率よく進めるために頭を使うし、結果的に「余裕」が生まれる。

この記事が、皆さんの日常がより豊かになるように少しでも参考になれば幸いだ。


参考記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?