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モヤモヤした日々から脱却したい人へ!フリーランスライターのヨシキさんに聞く「自分の強みを活かして一歩踏み出す方法」

フリーランスライターのヨシキさん

コロナ禍の自粛生活からやっと解放されたとはいえ、給与は上がらず、先の見えない日々が続く日本。
BtoBサービスの比較メディアUtillyの調査によると、約2割の会社員が「現在副業をしている」と答えています。
引用:https://webtan.impress.co.jp/n/2023/07/07/45212

「このままでいいのだろうか」「モヤモヤするけど何から始めたらいいかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか。

ヨシキさんは、会社員をしながら副業でライターを始め、現在はフリーランスライターとして活躍されています。会社員のときに比べ「今は自分らしく働けていて、毎日が楽しい」と言うヨシキさん。しかし「過去の自分は負け犬だった」と言います。

ヨシキさんはなぜ、「毎日が楽しい」と言えるまでに変われたのでしょうか。
ヨシキさんが自分を変えるために一歩踏み出したときの心境や、一歩踏み出す方法についてお話を伺いました。

(取材日:2023年9月26日)

ヨシキさんのプロフィール
1989年生まれ
2008年4月〜 都内私立大学 法学部卒業
2012年4月〜 新卒でライフライン関係の営業職(即退職)
2013年4月〜 大手コンサルティング会社の営業職
2021年3月~ 副業Webライター開始
2022年     専業Webライター

実績
新卒向け就活ノウハウの執筆(アクセス就活PLUS 様・制作協力)
転職ジャンルの執筆(Webライターラボ メディア 様)
音楽コラムの執筆(Real Sound 様)
防犯関連取材(株式会社住宅新報 様、公益社団法人 全日本不動産協会 様)
経営者インタビュー(株式会社Sacco 様)   など

ヨシキさんポートフォリオ「負け犬メモリー」より

「得意なこと」を見つけて副業ライターに

ヨシキさんは、2021年に会社員をしながら副業でライターを始めました。さまざまな副業がある中でライターを選んだのは「得意なことをお金にしたかったから」だと言います。もともと文章を書くのが好きだったというヨシキさんは、どのように「得意なこと」を見つけたのでしょうか。

「複数の友人から『お前文章書くの好きだよね』と言われて、もしかしたら自分の得意なことなのかなって気づいたんです。友人に言われなかったら、自分の得意に気づかぬまま会社にいたかもしれませんね。」

副業ライターとして歩み出したヨシキさんは、変わった自分に気づきます。本業への向き合い方が変わり、時間を大切にするようになったのです。副業の時間を確保するために、残業せずに帰れるようになりました。

「副業を始める前は残業が当たり前だったのに、早く帰れるようになって『やればできるじゃん』と思いました。本業に副業が加わると仕事の時間が増えるので辛い面もあるのですが、その分プライベートの時間がより楽しく感じられました」

副業ライターとして一歩踏み出したことで変化を感じたヨシキさん。「得意」を仕事にして「毎日がわくわくして楽しい」と話します。一歩踏み出したきっかけは「ココナラ」のCMでした。

「偶然『ココナラ』のCMを見て、『得意なことをお金に換えられるんだ』と思ったんです。そういう意味では、自分の中で『何かしたいな』という火が灯ってたというのはあるかもしれません」

「ココナラ」などのクラウドソーシングサイトを参考にすると、どんなスキルが仕事になるのか、「得意なこと」を探すヒントが隠れていそうです。

「得意」が分からなければロールモデルを探して真似してみる

ヨシキさんは、友人から「ライターに向いている」と言われ、得意なことを仕事にできました。「得意を見つけるには『他己分析』してもらうと良いですよ」と言います。しかし他己分析の機会がない人や、「得意なこと」が分からない人はどうすれば良いのでしょうか。ヨシキさんはこうアドバイスしてくれました。

「他人の真似をしてみるといいと思います。例えば、SNSで同じような境遇の人がすぐ見つかるので、同じ境遇だったら自分にもできるかもしれないと思ってチャレンジしてみるとか。ダメだったらやめることもできますし、真似するだけで行動のヒントはつかめると思います」

SNSではさまざまな境遇の人が発信しているため、「自分と境遇が似ている人」「真似できそうな人」を見つけるのがポイントだそう。
ヨシキさんには、ライターを始めた当初から「一緒に働きたい」と目標にしている人がいます。

「『この人と同じ目線で仕事するためにはどうしたらいいだろう』と考えて仕事してきました」

今も、SNSやオンラインサロンでその人の考え方や仕事ぶりを参考にしているとのこと。
ロールモデルや目標を設定すると「何から始めるか」のヒントが得られ、辛いときや向かうべき方向が分からないときでもブレずに仕事ができそうですね。

「得意なこと」を仕事にしたら自分を好きになれた

ライターは一人で長時間パソコンに向かう仕事。すぐに稼げない辛さもあります。以前のヨシキさんは「書けない」「書きたくない」と思うこともありました。でも「今は違う」と言います。

「パソコンで文字を打ったり、パソコンに向かったりという行為が嫌になってしまう時期もありました。それは仕事へのプレッシャーや『このままでいいのかな』という将来の不安などの漠然としたものが、急に体全体を駆け巡ってしまう瞬間でした。でも最近はそういったことはないですね。今は取材やインタビューなどの新たな挑戦にわくわくするので、仕事を嫌だと思う暇がありませんでした。

ライターの仕事に前向きに取り組むヨシキさん。その姿勢はどのように培ってきたのでしょうか。

「副業でライターを始めてから、メンタルが前向きになりました。それはライターという仕事が自分に合っていて、ライターをしている自分が好きだったというのが大きいです。好きなこと、得意なことを仕事にしているから自信が持てて、メンタルが安定したように思います」

一歩踏み出して「得意なこと」を仕事にしたからこそ、その仕事をしている自分を好きになれる。ライターの仕事について話すヨシキさんの声は明るく、ライターの仕事が好きなことが伝わってきました。

失敗を覚えているのは自分だけ。どんどんやってみよう

ライターとして一歩踏み出し、「得意なこと」を仕事にして自分らしく働いているヨシキさん。一歩踏み出したいのに踏み出せない人へ向けて、こうアドバイスしてくれました。

「人生に無駄なことなんか何もありません。何か行動をしてみて、それで後悔をしたとしても、それが糧になって次に進めるというのは間違いないと思っています。今悩んでいる暇があったら、とりあえず行動してみる。たとえ失敗したとしても、その失敗を覚えてるのは自分だけなので恥ずかしくないです。だからどんどんやってほしい。失敗の経験は宝物です。もう今この瞬間、一歩踏み出してみると道が開けるんじゃないかと思います」

「負け続けていた人生だった」と語っていたヨシキさんの言葉だからこそ、失敗を糧にし、昇華してきた自信が強く伝わりました。

失敗を覚えているのは自分だけ。そう思うと新しいことにチャレンジするハードルも少し下がる気がしてきます。

ライターは天職。これからもチャレンジし続ける

正直なところ、収入面で会社員のありがたみを感じたこともあると言うヨシキさん。でも「ライターを辞めようとは思わない」と言います。

「ライターの仕事は今も好きで得意なので、自分の天職だと思っています。会社員のボーナスを羨ましく思うこともありますが、ライターになったことに後悔はないですね」

ヨシキさんはライターの仕事を「天職」ととらえて、今もチャレンジを続けています。

「インタビューライターとして実績を積むため、意識してインタビューの仕事を多く受注しています。インタビュー記事で必要になる写真撮影の仕事も巻き取れるよう、一眼レフカメラを買いました」

チャレンジには失敗や苦労がつきものですが、そんなことは気にも留めず、「毎日わくわくしています」と話すヨシキさんの笑顔が印象的でした。

なんでもいいから一歩踏み出して行動してみる。行動すれば何かが変わる。
「もやもやした生活から脱却したい」「変わりたい」と思っているなら、今この瞬間から何か始めてみませんか。

ヨシキさんへのお仕事依頼とポートフォリオはこちらから。
https://haouyoshiki.com/yoshiki-portfolio/


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