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石仏の話(24)洞窟に彫った仏

石仏の範囲におさまるかどうかは、厳密を旨とする人には申し訳ないけれど、洞窟の壁に彫った仏がある。
おそらく、仏教渡来以降、主に修行僧などが関係して、彫ったのだと思う。
経本を読むのも修行、座禅を組むのも修行、仏を彫るのも修行と考えれば、「偶像崇拝」などと非難する必要もない。
大切なことは、人が一心に懸命に仏の像を壁面に彫ったこと。
そして、その思いを感じること。

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