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伝道者の書第65話目に見る事は欲望のさまよい歩くにまさる。

(原文:第6章9)
目に見る事は欲望のさまよい歩くにまさる。これもまた空であって、風を捕えるようなものである。

目の前の現実をしっかりと見定めることは、それから逃れて欲望のまま、さまよい歩くことに勝る。
欲望のまま、さまよい歩くなど、空虚なことである。

物事には処理する順番があり、それを無視して、したいようにしても、成就は難しい。
思いつきで言葉を出しても、現実を見極めず、根拠がなければ、説得力に欠け、聞く人や、周囲は混乱するばかり、しまいには呆れられてしまう。
思いつきの仕事でもしかり。
ましてや、かつての首相でも、思いつきで言葉を発し、未だに混乱と禍根を残す人もいる。

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