自分自身についての幸せは自分で判断しなくてはいけない
“私たちは 、理想とする人物像に自分の行動を近づけるべく努力しようとしてしまう 。自己改善は大切だが 、それは自分の幸福に貢献するものでないといけない 。野心のせいで自分や自分の大事な人が幸せになれないのなら 、他人を真似しようと努力してもまったく意味がない 。”
『幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする (早川書房)』(ポール ドーラン, 中西 真雄美 著) より、
これが、わたしが「あなたの幸せの踏み台になる本」を書いた理由でもあります。
幸せについていろんなことが言われていますが、その幸せを自分自身にも言えるかどうかは、結局は自分がどう感じるか次第です。
そのためには自分自身がどう感じるかを大切にする必要があります。
自分がどう感じたかを人は忘れます。
出かける前は億劫でも、出かけたらすごい楽しかったという経験があっても、また出かけるとき億劫になることもしばしばです。
だからあなたの幸せの踏み台になる本には、1日をどう振り返るかみたいな話もかなり入れました。
これをすれば幸せだと思い込んでいたものでも、案外幸せを感じないこともあります。
でも、そのことを忘れて同じことを繰り返すのが人間です。
お菓子を食べることは、ある一定量を超えたら確実に幸福にならないことがわたしは分かっているはずなのに、食べてしまうことがあります。
分かっていてもやってしまうのですから、分かっていなかったら、食べ過ぎの頻度はもっと多くなるでしょう。
ですから日記や振り返りが重要だと思うわけです。
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