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意志=決断であり、決断を繰り返さないと足を進めることはできないと思った

自分の好きな言葉には「ARMS」のこんな言葉があります。

「人の足を止めるのは絶望ではなく諦観…人の足を進めるのは希望ではなく意志」

あとは「ジョジョの奇妙な冒険」こんな言葉も好きです。

「そうだな・・・わたしは『結果』だけを求めてはいない。『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ・・・ 近道した時『真実』を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする[[意志]]』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、 いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな・・・違うかい?」 

どちらの言葉も、「自分の足を進める」ことについてです。

これまでじぶんはこれら言葉を「向かおうとする気持ちさえあればいい」と、そうふんわり理解していました。

でも実は違うのではないかと考え始めています。

意志とは何だろう?

ネットで定義などを調べてみると、こんな風にあります。

1 あることを行いたい、または行いたくないという考え。意向。「参加する意志がある」「こちらの意志が通じる」
2 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えられ、合わせて「知情意」という。「意志を貫く」「意志強固」
3 哲学で、個人あるいは集団の行動を意識的に決定する能力。広義には、欲望も含まれる。倫理学的には、道徳的判断の主体あるいは原因となるものをいい、衝動と対立する。
https://kotobank.jp/word/意志-30440

様々ありますが、一番最初に引用した二つの言葉の中で出てくる「意志」、それは「決める」ことではないかと思うわけです。

意志とは決めること、決めなければそれは意志ではなく、単なる思考なのかもしれません。

そして決めることは、他の選択肢を捨てることでもあります。決断とは決めて断つのです。

つまり人の足を進めるのは「意志=決断」であるということですね。

書いてみると、当たり前すぎるぐらい当たり前ですね。

決断のための材料は?

では決断のためにどうすればいいのでしょう。

そんなとき読書していると、ぱっと目に入ってくる文章がありました

「大事なのは、テーマをとにもかくにもひとまず「決める」ということです。」
『積読こそが完全な読書術である』永田希著 https://a.co/6tsdBS5

「それで僕自身も 3年くらいかけてようやくわかったのですが 、意思決定するときに一番重要なのは 、 「意思決定をすること 」自体なのです 」
『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか 最新改訂版 (メディアワークス文庫)』山口 揚平著 https://a.co/gKA7zVT

まずは「決める」ことを「決める」。

まず決めてみる。足を進めてみる。そしてそこから見える景色を、手に入ったものを吟味する。

これが必要なのでしょうね。

日々を過ごす中で、手に入ったものを吟味する。そして向かう方向を決め、行かない方向を決める。

その繰り返しが、きっと足を進めるのだろうと、そう思うわけです。

そして、「繰り返す」ことが実は一番大切なのだと思います。

足を何度も何度も動かして、人はやっと進むことができるのですから。

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