ちっぽけ。

心の声をダダ漏れさせる。そして明日への活力に変えて...その先の見えない景色をみるんだ…

ちっぽけ。

心の声をダダ漏れさせる。そして明日への活力に変えて...その先の見えない景色をみるんだ。誰かの言葉に救われる時。愚かさを感じる時...色んな感情と理性の景色が見える...心の声の言葉。

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お父さん。

令和元年...2019年5月11日 23:35分 父は息を引き取った。 すぐ駆けつけたんだけど...向こうの世界に行きづらくなるからかな...1〜2分の出来事だったんだと思う。10分かからない場所にある病院なのに父は待っててくれなかった...でも、来た!と思った瞬間に諦めたのかな...温かい体。大好きだった父が本当に居なくなってしまった。だけど心の中では生き続けて行くと思えるから...大丈夫。 辛い闘病生活が終わったね...寂しいけど楽になれてよかったね...我慢強く

    • 救急車

      決断の時はゆっくりと...平成の終わりが近づいた4月20日。在宅治癒をしていたが何だか体調が悪そうに感じたし、連休で訪看さんやヘルパーの手厚さが薄くなりそうだと感じてのもあった。私が決断をすれば父は家には二度と戻らない。でも体調が悪いのに次は帰れはない...を理由にして入院を拒むのはできない...もちろん本人の希望は最後は家で。だったけど... 午前と午後、訪看さんが心配してきてくれて私の気持ちを聞いた上で背中をポン。と押してくれた。近づく救急車の音。不思議と走馬灯のように

      • 弱さ。

        私は弱いんだなぁって何だか思う。薬のせいなのか...癌のせいなのか...一昨日、会ったばかりの父とは違い...顔が別人のように腫れていて...父には見えない所で思わず泣いた。泣かないようにする事に必死だった。花粉症のせいで目がかゆいと誤魔化した。本人に不安を与えないよう振舞ったけど...私が不安になっただけ。本当は本人が1番不安なはずなのにね。私が弱い。帰ってから泣いてばかりで気持ちの乗り越え方...切り替え方が...わからない。

        • 桜は咲いて散ってくから美しいんだ...と切実に思うこの時期。新しい元号が発表となったこの時に令和元年...として私の父は生きているか...それとも平成最後で人生の幕は降りるのか...毎日、不安と恐怖がカウントダウンをしている。 癌と肺気腫。最近は癌が痛そうだ...お腹はパンパン。顔は浮腫んでいる。オキノームという気休めの痛み止め、オキシコドンという合法麻薬を飲んでいる。その病気の世界がわからない私は、痛み軽減で飲んでるんだと...自分の頭の中を麻痺させる。だけど、本当は弱ら

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        • しいたけ♪( ◜ω◝و(و "
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        記事

          楽しみ方。

          母は入院して1年になる。病気もあり...情緒不安定である。そんな今日、外泊をするか...などの話をした時、久しぶりに母は取り乱した。今のお父さんの現状は前とは違う事...弱ってきている事を話した時、母は現実を受け止めたのか、不安が押し寄せたのか...声を上げて泣いた。毎日の日々は知らない所で誰かが泣いて、誰かが笑っている。 誰でも...何かしらの問題を抱えて毎日を戦っているんだろうな...と実感する。私だけじゃない。 みんな同じなんだ... 何をしても悔いが残る。かける

          楽しみ方。

          始まり...

          私のお父さん。2018年8月。風邪かな?くらいで病院に行ったら肺気腫で扁平上皮癌、余命は8ヶから1年の宣告。いきなりされた。 意味がわからなかった。え?死ぬの?が最初... こんなに元気なのに?とにかく頑張ろ。介護の申請やらヘルパーや...知らない世界を知ることになった。ケアマネや訪看。カンファレンス。知らないことばかり。駐車場の車椅子のスペースがとても大切な意味。身の振りにかからなければ...私はたくさんの非常識の人間だったのかも。ただでさえ...当たり前に息をする事。

          初めてのノート。

          こんなのがあるんだ...。心が折れていた私は最初に目にした人の言葉とノートの存在を知った。よく...気持ちの吐き出し方は紙に殴り書きすればいい...とか言うけど。共感してくれたりする事が有難いのだ。人間はそんな事で元気になれるんだ。3月21日...私のノートはスタート。綺麗事は書かない。心の声をダダ漏れさせたいだけ...

          初めてのノート。