わたし、仕事辞めてきました
仕事を急にやめた。
8年務めた会社を1週間前に退社すると決めて。
私はこの場所でたくさんの人に出会って、いいことも悪いことも沢山経験して、泣いたり喜んだり悩んだり、様々な感動を覚えた。
私はこのブランドを愛しているし、関わっている人も心から信頼し感謝している。
でも、私は次に行くタイミングだってっわかった。
今まで辞めたいと何度も思ったけれど思いとどまった。時にはがむしゃらにやって昨年は心の病気で休んでしまったりもした。
戻ってきた今年の7月。
環境を変えて復帰したけれど、それは今までいた場所が恋しくなるという確信を得るためになってしまった。
私は走っていたい。
疾走感のある音楽は好きだし、いまを生きているヤクザ映画も好きだし、熱い人やスポーツも好きだ。
いつも目標に向かって走っていたい。
ただ、何もないと私は立っていられないから、弱さを忘れるためにいつもいつも走っている。ちゃんと自覚している。
でも、次は自分をもっと大事にしようと思う。
走り続けたらスニーカーは擦れていく。永遠じゃない。
授けられたこの身体も心も無敵ではない。ずっと変わらないなんてない。
そう思うと、人や生き物が愛おしく尊いものだと初めて実感した。
知らないふりをして、いつも通りに過ごすよりも、変化に気づいて楽しむくらいの余裕を持ちたい。それに、1回の人生。1回の今。どうせリミットが決まっているのなら私は好きなことをとことんやりたい。
そう思って、いくら好きでも留まっていられないと解った。
私は走り続けたい。
たとえまた転んだとしても、次はかすり傷で済むかもしれない。
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