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忘れていたもの

noteを始めて最初の方に「星野源というヒト」を書いた。

私は源さんが大好きだ。

度々私の文章に登場する「ラジペディア」から、オールナイトニッポンの番組を持つまでずっと聴いたいたラジオ。

私のうちはテレビは映画を観るときくらいしかつけないから、朝からラジオなのだが夜の「楽しみとしてのラジオ」を聴かなくなっていた。もうずっと。何ヶ月か。

ずっと聴いていて、タイムフリー機能がラジコについた時は本当に待望のという感じで、生で聴き逃してしまった時も必ず聴いていたのに。

今はなんだか、楽しむという気分を避けているかのような感覚になっている。

さっき、仕事の休憩の時に久しぶりにラジコのアプリを開いてみた。タイムフリーで源さんのオールナイトニッポンを選び、再生した。

今や国民的に有名で人気の源さんだけど、久しぶりのラジオの先にいる源さんは相変わらずだった。弾き語りで「くだらないの中に」を歌ってくれた。なんだか、泣きそうになった。

日常を、何気ない日常の感覚を無意識に避けて、日常のくだらない幸せとか楽しみとかを見ないようにしていた。なんだか怖いのだ。日常に戻ると、守られている何かが壊れそうで。きっと鬱という殻に守られていたいのかもしれない。当たり前が当たり前にできなくなる、鬱に。

私も勇気を出さなきゃいけない。

源さん、幸せをちゃんと幸せと感じることは、きっと日々の中で苦しいことがあってもその力で越えられるってことだよね。



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