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ジーザスクライストスーパースター(感想)オープンダイアローグ大阪開催を企んでるハナシ

3ヶ月ほど前、つまり、3月。前の会社に在籍しており、何の疑いもなく、3ヶ月後の6月には同じステイタスで仕事してるだろーな、と思いながら買ったチケット。劇団四季によるジーザスクライストスーパースター京都講演、S席13000円也。
とにかく、気分転換したくて、新聞記事に出ていたので速攻でチケぴでゲットしていた。

その後怒涛の展開となり、我は突然転職の流れとなるのであるが、それはまた余裕ができたら振り返ることとして、、、

この舞台は次の職場をスタートするタイミングで観に行った。 内容については藤川さんのnoteを拝借させていただく。臨場感あってよく書けてるなと思った。

ちなみに我は、劇団四季のファンでもなければ、クリスチャンでもない。ただ、一介の、宗教に興味があるだけの者である。
なんだって、キリスト教徒は、あんなにイエスを崇拝してるのか?平たく言うとその辺りに興味があった。

以下、観た感想。
群衆がこぞってイエスに、
「何が起きるのでーすか、何が騒いでいるのでーすか」と歌いながら尋ねまくるのだが、イエスは「知らんがな」みたいな感じで、「何故知りたいのだ」と答える。
この舞台では、イエスはあんまり饒舌ではない。
いや、寡黙すぎると言ってもいい。唯一マグダラのマリアが出てきた時は、一瞬デレデレして、ペトロ?に
「女ばっかりにかまけてる場合やないっしょ!」とか言われていた。
その後、ユダが銀貨30枚ぽっちでイエスを裏切り、
ゲッセマネの園で最後の晩餐の後、イエスがとらえらて磔刑に至るのだけどイエスは、説明しないのだ。言い訳もせずに、ましてや弟子たちの裏切りなども予見していたのに、逮捕されて暴言を吐かれるまま、ムチで打たれるまま、一切無抵抗。
「なんでやねん!!」ほぼ全人類のツッコミ!
「そこ!自分は悪ないと言えや!言い訳しろや!!何内省的になっとるねん」
さらに沈黙を貫いたイエスは神に向かって暴力者達の非礼を詫びる。いや、イエスよ、あまりにいい人すぎやしないかい!?

磔刑はご存知の通り、五寸釘みたいなヤツで、両手首と足を十字架に打ち付けられるやつ。
舞台の上でも、その演出は生々しくて、イエスが苦痛に耐えてる様子&血がドバーッと滴る様子が描かれていた。
(本編とは関係ないが、ロンギヌスの槍のことがリマインドされた。
イエスの脇腹を突き刺した兵士ロンギヌスは白内障を患っていたが、槍を刺した際に滴ったイエスの血がその目に落ちると視力を取り戻した。それを契機として彼は洗礼を受け、後に聖者聖ロンギヌス)と言われるようになったという奇跡の話。)
キリスト教とはかくも残酷なエピソードからスタートしてるんだなあとしみじみ思った。
ミュージカルであるからして、途中、地獄に落ちたはずのユダが現代に現れて、コーラス隊と共に「よ、ジーザス!なんでTVも無い時代に、つまり誰にもわからないのに、何も言わずに苦難に耐えるんだい??みたいなツッコミ曲が挿入されたりした。

十字架の公開処刑で舞台は幕を閉じるのであるが、
エンディングの歌とダンスでイエスが現れる!!
これには歓喜した!泣けた!「よっ!ジーザス!
Youはスーパースターだよ!!」と思った。

観客は総立ちで、スタンディングオベーションが続く。拍手が鳴り止まず、4回もカーテンコールがあった。ジーザスはカーテンコールでもジーザスのままだった。伏し目勝ちの眼差しで観客を見つめる。
見つめられた方は、そりゃ、好きになっちゃうよ。
こんな内省的ね優しげな人には、救いを求めたくなっちゃうよね。
すっかりにわかジーザスファンになった私は、
グッズ売り場でTシャツとトートバッグを買った。
これを来たらどこからどこを、見てもジーザス好きのばばあだよなあ。

今の中東をみたらジーザスは呆れを通りこして
びっくりドンキーだろうな。どうかすると怒られそうだ。「この惨事、おまいら、どうするつもりなん、オレもう知らんて。アレマジで痛いねんで。」てぼやくよね。この受難の時のことをオープンダイアローグできたや良いなあ。

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