杉本拓著「楽譜と解説」

難解でした。数学や哲学の話が多くでてきて杉本さんが日頃何を考えているかが垣間見えました。同時にユーモアに溢れていて二回くらい声を上げて笑いました。本を読むことで杉本さんの音楽の仕組みがパズルのように紐解かれてゆき楽しかったです。（理解不能な面は多々ありましたが）杉本さんのエッセンスがたっぷり詰まった本です。杉本ファンだけじゃなく音楽好きな人、哲学、数学が好きな人も、読んだら面白いのでは。

杉本拓 Songs

思いがけず杉本拓さんから手紙と共に新しいCDが届く。「Songs」
できたてだそうです
清らかで凛としているという印象
声がひとつの楽器のようにこんなにも美しい
ギターと共に
わらべ唄のようでもある
散歩しながら聴きたくなる
心がスキップするような気持ちになる
外では鈴虫が鳴いている
冬聴いたら、夏聴いたらまた印象が変わりそう
そんな音楽はなかなかないと思う
思いがけない美しいプレゼントです
物語

2018

年もあけて5日も経った。今年は自分が試される年だと思っている。
一人で生きてると思っていた。
今は手塩にかけて手間暇かけて育てようとしてくれる人がいるのだと感じる。
何も返せない。
無性の愛とはこのことかもしれないと思う。
生まれたものはだれかの種になるものでなくてはいけない。
今はもう、自分の為に描くんじゃない。
世の中に対して小さな清い雫を垂らすんだ。

近況

アニメーションや本の表紙の仕事が終わった。
一ヶ月ちょっとくらいだけどがむしゃらに働いた。仕事が終わったら部屋を片付けようと思ったけれど一向に片付かない。
特に捨てられない本の山で溢れかえっている。
本というのは愛おしくて捨てられない。
ウォーホルの日記なんて読みきれそうにないのに
捨てられない。
夢をよく見る。先日は先住民と仲良くなることを
試みる夢だった。
ショッピングセンターでこんなに服はい

ぼんやりと生きていても

たった数十年の命。どう使うかは自分次第だ。同時にどんな生き方をしたって命は尊い。わたしはあと何十年の命で何ができるだろう。いい絵を残せるだろうか。人間の価値とはなんだろう。良く生きることか。しかし何もしない人生だって価値はあるだろう。いつ死んでも悔いがないと思うと同時に生きることが永遠ではない悲しさを思う。会いたい人には簡単に会えないし、好き勝手生きることなんてできない。けれど、自由より、制約やや

雨

雨が降っている。もうすぐ６月。大好きな雨の季節だ。すべてを洗いながし、浄化し、芽吹き、恵む雨。涼しくて心地よい。様々な現象が不思議だ。わたし自身もその現象の一部にすぎない。

幸福のバケツ

ある日夢をみた。いや幻想だったのかもしれない。わたしは自分を不幸だと感じていた。人々が列に並んでバケツを手にとってゆく、幸福な人は白いバケツを、そしてわたしは黒いバケツを手に取った。わたしは自分自身で不幸せを選択していたのだ。ただ白いバケツを手にとればいい。人はただ自分自身ですへて選択できるのだ。

言葉

自分自身の為だけに生きることは自分が得をしたり、楽をしたりできるようでいて、むしろ私自身を苦しめているように思う。

誰かの為に生きたほうがたとえ肉体的にはしんどいことがあっても心はずっとのびやかに幸福に生きられるのではないかと思う。

わたしは誰の為に生きて何をするのでしょう。

誰か一人の為じゃなくすごくたくさんの人に何か喜びや幸福を捧げることができたならわたし自身がとても幸福になるでしょう。

10/17からシブカル祭に参加します。

雑貨ブランドとのコラボレーションで
シブカル期間限定商品の展示販売をします。
映画と文学のイラストをセレクトしてバッグにしていただきました。

http://shibukaru.com

merpeoplesライブに作品展示します

7/13 merpeoplesのライブに作品展示で参加させていただきます。 Merpeoples party boat vol.6 ～3マン企画～ 下北沢Reg act Merpeoples BUGY CRAXONE ピロカルピン ADV/DOOR 3,000yen/3,500yen +1D open/start 18:00/18:30 当日1Fにてリスナー参加型アートパフォーマンスを行い

長い長い悪夢

いつ寝たのか覚えていないのだけれど、一日以上寝ていた気がする。寝ている間ずっとひどい悪夢を観続けていた。長い長い悪夢が苦しくて、起きた後は号泣していた。泣きながら、音楽を聴いて絵を描いたら、小さいこどもの頃に住んでいた団地の絵になった。号泣した後、外部からの世界の音がザーと耳に入ってくる。鳥の鳴き声、羽音、牛の声、下水の流れる音、木の葉のかすれる音。ずっと内に意識が向かって遮断されていた、外の世界