こどもの団地web

長い長い悪夢

いつ寝たのか覚えていないのだけれど、一日以上寝ていた気がする。寝ている間ずっとひどい悪夢を観続けていた。長い長い悪夢が苦しくて、起きた後は号泣していた。泣きながら、音楽を聴いて絵を描いたら、小さいこどもの頃に住んでいた団地の絵になった。号泣した後、外部からの世界の音がザーと耳に入ってくる。鳥の鳴き声、羽音、牛の声、下水の流れる音、木の葉のかすれる音。ずっと内に意識が向かって遮断されていた、外の世界が開かれた。すうっと気が抜けて、それから仕事の絵のラフを描いた。マリー・ローランサンよりいいかんじに描けたような気がした。(うぬぼれている)

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