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押し付けない

音声で聞きたい方はこちら↓

世界の仕組みを知って楽に生きるためのメッセージを
YouTubeで音声でもお届けしています。
音声のみなので、
ラジオのような感じで聞き流してください。
YouTubeにアップするにあたって、
少し体系的にまとめています。
このnoteは、文字起こししたものです。

こんにちは、
世界の仕組みを知って楽に生きる
メッセージをお伝えしています、
maikoです。

今日は、
押し付けない、
そうすれば楽に生きられるよ、
というメッセージをお伝えしたいと思います。

自分の周りに、
「どうにか変わってほしい」と思う人がいる、
そのような方は、
ぜひ最後まで聞いてみてください。

もし、自分の周囲は完璧な人間ばかりで
悩みがないという方は、
どうぞここでで終わっていただいて
大丈夫です。

さて、
そのあなたの悩みのタネの人は、
妻や夫や子どもや親かもしれないし、
パワハラ上司やワガママ部下や
注文の多いお客さんかもしれないし、
あなたの先生やどこかの国の独裁者かもしれません。

そして、
自分にとって大事な人だからこそ、
いい人生を送ってほしくて、
また、一緒にうまくやっていきたくて、
考えや発言や生活態度などを変えてほしい!
と思う場合もあれば、

その人はどうなってもいいけど、
自分にどうしても関わってくるから、
何とか嫌なこと、迷惑なことをやめてほしい!
と思う場合もあると思います。

そんな風に、自分にとって
理解できない行動をとる人がいると、
いくら真理のメッセージで、
私もあなたも本当は1つの存在で同じなんですよ、
という話をされても、
とてもじゃないけどそうは思えないですよね。
分かります。
私もそうでした。

全体として1つの動きをしている、
すなわち相互に関係しあって、
単独で起きうることは何もない、
というのは頭では分かります。

でも、めっちゃ腹立つアイツや、
全く道理に合わないことをするあの人と、
同じって言われてもね〜。

そう思うのは、
自我の目線では当たり前のことです。

自分が行為者である、
つまり自分が思考し判断し行動しているという感覚と、
自分も他者もその他のあらゆるものも
一体で均質であるという感覚は、
トレードオフの関係(あちらを立てればこちらが立たぬ)
ですので仕方ないことです。

例えて言うなら、
映画において、
1人の登場人物になりきれば、
監督の目線では見ることはできないし、
逆も然り、ということです。

でもね、
自我の目線でも、
つまり、1人の登場人物の目線でも、
一体感を感じることはできるんです。

それが、
同じ1つの映画を作り上げている、
という感覚です。

今日、私がお伝えしたいのは、
他人に、
”あなたが思うその人の役”を押し付けない、
そうすれば楽に生きられますよ、
ということです。

皆さん、
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、
話題になるようなドラマで
えげつない悪役をやると、
その俳優さんに誹謗中傷が届くそうです。
今ならブログのコメントやDMなんでしょうけど、
昔ならカミソリが送られて来る、みたいな。

冷静に考えたら、
演じている俳優さんに
そういうことしても意味ないのに
信じられないですよね〜。
でも私も、
自分が素敵だなと思う役を演じている俳優さんの
好感度が高くなっちゃうので、
気持ちは分からなくないです。

ここで、なんですけど、
悪役の俳優さんにとっては、
嫌がらせされるくらいみんなに嫌われるって、
大成功だと思いませんか?
悪役は、中途半端より、
徹底的に嫌われてナンボです。

さて、私たちの人生に振り返って、
周りをみてみてください。
みんな、
その人の役を完璧に演じてくれていると
思いませんか?

あなたにとって悪役を演じてくれている人に、
「もうちょっといい人のキャラクターに
変えてください。」
「もうちょっとマイルドな演技で
お願いします。」

って登場人物の1人であるあなたが、
別の役を押し付けることは、
1つの映画を作り上げる観点から見ると
どうでしょうか?
それはあんたの仕事ちゃう、
って感じですよね。

また、あなたは、
自分の大事な人が失敗して苦しむのを
見たくないから、
「もっとこうした方がいい」
って変えようとするかもしれません。

でもその人は、その人の役を、
完璧に演じています。
その人はその人の完璧なタイミングで失敗し、
完璧なタイミングで軌道修正して、
完璧なタイミングでゴールします。

自分が幸せというゴールへの
正しい道を行ってないと気づくタイミングも、
気づいてどう修正するかも、
本人の成長度合いによります。

もどかしいこともあるかもしれないけど、
その人に応じた完璧なタイミングで
完璧な具合に起きてきます。

失敗も、辛い思いも、
軌道修正するチャンスです。
悲観する必要はないし、
そのチャンスを奪う権利もありません。
いくら大事な人でも、
その人の役に介入することも、
あなたがあなたが思うその人の理想の役を、
押し付けることもできません。

そして、自分が好きな人、大切に思っている人に、
不快なことをされるのは嫌かもしれませんが、
映画はそれぞれの登場人物の人生が複雑に絡み合って、
1つのストーリーを紡いでいくと考えたら、
その人だけでなく、私にとっても、
その人はかけがえのない役を
演じてくれているとも思えます。

お気づきかもしれませんが、
私たち自身も、
私たちの役を完璧に演じており、
自分の理想の役を自分に
押し付けることはできません。

こうやってみると、
自分も他人も、みんな同じ、
1つの映画の登場人物の1人に
見えてきませんか?
その人が悪なのではなく、悪役です。
そのまま悪役で終わるかもしれませんし、
悪役が最大の味方に変わる、
なんてストーリーもザラにあります。
全てが変化し、
消えていくストーリーの中での、
一瞬のその時の役でしかありません。
そういう意味で、
私も他者も大して変わりません。
みんな同じです。
私たちは本当に1つです。

大事な人が、
真理を知ればもっと楽になるのに、
もっとこうすれば健康になるのに、
もっとこうしないと将来困るのに、
嫌な人が、
もっとこうしてくれれば私は楽なのに、
もっとこうしなければ私は快適なのに、
そう思ったとき、
私たちは1つだと思い出してください。
もし、そう思えなければ、
1つの映画を協力して作っていると、
思い出してください。

誤解を恐れずに言うと、
私は神様がやっていると
思ってしまいます。
神様がやっているというのは、
神様がその人を動かしてそうさせている、
という意味じゃないですよ。
その人自身が神様だと思うんです。
よく昔話で、
実は神様が人間の姿になって現れて出てきました、
みたいな話あるじゃないですか。
私としてはそれくらいダイレクトです。

ごめんなさい、
1つの映画を作るとか、
周りくどいこと言ったけど、
本当に私が今日この話で伝えたかったことって、
これかもしれないです。

でも、神様って言葉を使うのは、
勇気がいるんですよ。
神様にはそれぞれみんな色々なイメージがあるし、
宗教っぽくなっちゃうから。

でも、勇気を出して言います。
だって本当に自然とそう思うし、
本当に生きることが楽になるから。

全体で1つの完璧な存在って、
自我の目線で言うと、
神様みたいなものだと思うんですよね。

で、
他人のどんな理不尽に思える行動でも
神様がやっているなら、
きっと何か考えや計画があって、
やっているんだろうって、
自然に思うんですよね。
完璧にやっている神様に、
私が何かを押し付けるなんてことは
思いもしません。

これは、
必要なことが必要なタイミングで
起きているということです。
そして、
なぜそれが起きるのかは、
私たちには分かり得ないことです。
でも、私はすごく楽に生きられるようになりました。

今日の話を聞いて、
皆さんにとっても、
押し付けない、ということが、
楽に生きるためのヒントになってくだされば、
嬉しいです。

これからも、このような、
世界の仕組みを知っている楽に生きる
メッセージをお伝えしていきますので、
よかったらチャンネル登録して
聞いてみてくださいね。

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