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言わない

音声で聞きたい方はこちら↓

世界の仕組みを知って楽に生きるためのメッセージを
YouTubeで音声でもお届けしています。
音声のみなので、
ラジオのような感じで聞き流してください。
YouTubeにアップするにあたって、
少し体系的にまとめています。
このnoteは、文字起こししたものです。

こんにちは。
世界の仕組みを知って楽に生きる
メッセージをお伝えしています、maikoです。

今日は、「言わない」
そうすれば、もっと楽に生きれるよ、
という話をしたいと思います。

これは、
ものすごく私の人生にインパクトのあった内容です。
本当にこれで、すごく楽になったので、
ぜひ、最後まで聞いてみてくださいね。

この話の前提として知っておいてほしいことを、
前回の音声、
「1.見せかけの自由意思を使ってどう生きるか」
で、お話ししていますので、
まだ聞いていない方は、
よろしければそちらも合わせてお聞きください。

1.言うべきか言わざるべきかの明確な基準

まず、結論から言います。

あなたは
意見を言う必要はないです。
話し合いもする必要はないです。
アドバイスもする必要はないです。

もし、
一瞬でも言うかどうか
迷う時間、考える時間があった時点で、
その言葉、全部言う必要ないです。

いや、本当に、
この基準があると、
生きるのが楽になります。

頭の中でグルグル考えて、
というか、思考がどんどん勝手にやってきて、
これを言うべきか、言わざるべきか、
って考えたり悩んだりする時間って
結構ありませんか?

仕事の同僚とかお客さんとか取引先の人とか、
あとは、
家庭でパートナーや子どもに対しても、
自分の立場を守るために、
はたまた”相手のため”という大義名分のために、
これ言うべきかな〜
言うとしたらどう伝えるかな〜
とか、結構考えませんか?
私は本当にそれが多かったです。
そして、言っても言わなくても、
もやもやすることが日常でした。

それが、全部、「言わない」に即決定です。
めっちゃ楽じゃないですか?

言いたいことを我慢しないといけなくて、
ストレス溜まりそうに思うかもしれないですけど、
自分の”正しさ”を示すために、
または、相手の”間違い”を正すために、
その言葉を言ってスッキリしたい!
という気持ちって、
5分くらいで消えると思います。
やってみてください。

本当に、考えなしに、
思わず口をついてできてきた言葉以外、
言う必要ないんです。

もちろん、先ほど言ったみたいに、
「これは言わない」って考えていても、
本当に我慢できなくなったら、
もしくは言わなきゃって思ったら、
反射的に口をついて出てきます。
さっき考えて言わないって決めたのに、
結局言っちゃったわ、
ということはしょっちゅうあります。

だから、
私が言わなかったことで、
大変なことになったらどうしようなんて、
心配することはありません。

そして、
これがすごく色々面白いんです。
その理由を順番にお話ししていきますね。

2.言わないと楽なこと

まず、
そうやって言わないって決めても、
言うべきことは結局言っちゃうんだ、
という経験を通して、
「本当に、私、自由意思とか全然ないやん・・・」
って自我が降参し始めます。
あ〜、起きるべきことは起きるって
こういうことね〜って感じです。

さらに、
言わないとまずいんじゃないか、
と思っていたことでも、
案外うまくいったりするんですよ。
自分の思ってたのと違っても、
それはそれでうまくいった・・・
みたいなことが、結構あります。
こういう経験をすると、
この”私”が何とかすると思う自我の
無力さというか、限界を感じます。

そうすると、
どんどん自我の力が抜けてきます。
自我の抵抗が少なくなります。

そして、世界って、
私がいなくてもちゃんと回っていくのね、
って感じられるようになります。
自分が行為者ではなく、
現象だと自覚してきます。

それってすごく楽です。

そうすると、
ますます言わないで
放っておけるようになります。

もちろん、
言わなくて、
やっぱり言わんこっちゃないってことにも
なりますよ。
でも、それって、
あなたが言わなかったからじゃないです。
言ったところで、
言わんこっちゃないってこと、
しょっちゅう起きてるじゃないですか。
それと一緒です。
残念ながら私たちの言葉に、
他人の意見を変えたり、
物事の結果を左右する力なんてない
ってことの証拠です。
どちらにせよ、
起きるべきことが起きる。
起きないことは起きない。

そうだとしたら、
言わないでいられる方が
楽ですよね。

では、ここからどうして
「言う必要がない」と言えるのか、
説明していきますね。

3.意見を言う必要がない理由

まず最初に、
「意見を言う必要ない」
ということについてです。

これには2つの理由があります。

1つ目の理由は、
意見は、どの意見も正しいからです。
意見の違いは、
どの角度から見るか、
誰から見るか、
という違いでしかありません。

ちょっと話それるかもしれないんですけど、
最近面白いことに気づいたので、
ちょっとお話しさせてください。

私たちの目って2つ横並びにしか付いてないので、
現実世界を見ている時に、
立体的に見ているようで、
実は平面しか見てないんですよね。

だから、
車の運転で右折するときに、
バイクは小さくて遠くにあるように見えるから注意!とか、
言われますよね。
トリックアートとかで、
床に平面に描かれた絵なのに、
浮き上がって立ってるように見えたりすることで分かるように、
平面を立体のように見せているのは
目の補正ってことです。

それで、
平面だから、当たり前に、
今見ているもの、壁とか車とか家とかの
裏側は見えないじゃないですか。

意見も同じだなって思うんです。
視点を1つ定めたら、
反対側は見られません。

でも、反対側から見たら、
正しい意見になります。

自分の視点つまり自我でいる限り、
正しい・間違いがあるように見える。
でも、全体の視点、つまり本当の自分にとっては、
全てが1つの存在であなたも私も1つの存在ですから、
表も裏も全部見えてる、
どちらも正しい。

こう考えると、
意見を言って、自分の方が正しいでしょっ
て主張するのは、
遊び以上の意味がないことが分かります。

2つ目の理由は、
意見が言いたいのは、
正義のためでも、
みんなのためでも、
相手のためでもなく、
自分を守るためだからです。

個人として生きている自我は、
自分の正しさを証明して、
存在意義を示して、
相手に、みんなに、
大事にしてもらわないといけない、
と思っています。
そうしないと生き残れないと思っているからです。

でも、
私たちは、
本当は個別に生きている存在ではありません。
本当の私は、
現れては消えるこの身体や思考ではありません。
全てが一体として、
自然現象のように現れている存在です。
ですから、
そんなことをして自分を守る必要はありません。
そんなことをして自分を守ることもできません。
そんなことをして守ろうと思っている自分も
本当はいません。

だから、意見を言う必要はない、
ということです。

4.話し合いが必要ない理由

次に、
話し合いは必要ない、
ということについてです。

”妥協点や解決策を話し合うことが大事”
これは、カップルや夫婦など、
人間関係の問題が起きたときに
耳にタコができるくらい聞くことですよね。

もちろん親子や仕事の関係、国と国でもしかりです。
でも、話し合いって、結局突きつめると、
自分の意見や考えや感じていることを言って
相手の行動を自分の思い通りに変えさせる
ということに他ありません。
自分は相手に合わせる覚悟があるっていうなら、
最初から、相手が依頼してきた通りにするだけです。
話し合いにもなりません。
話し合いして、妥協とか解決とか言っても、
自分が我慢するか、相手が我慢するか、
のどちらかです。
恨み・悲しみ・怒りを生むだけです。
そしてそれは一時的なもので、
根本的な解決にはなりません。
相手も自分も、
話し合いで変わるように決心しても、
すぐに元の自分に戻ってしまうか、
我慢に耐えられずに
関係が破綻するかのどちらかです。
ですから、話し合いは必要ありません。
必要なのは、
起きるべきことが起きているのだから、
相手を、状況を、自分の思い通りにしようと
コントロールしようとすることを
あきらめることです。
そして、
そもそも相手をコントロールして
守らなければいけない自分なんて
本当はいないと知ることです。

そして、
相手が拒否することを認めた上で、
お願いする、依頼することが、
せいぜいできることです。

問題だと思われることは、
本当は問題ではなく、
必要だから起きていることで、
話し合いで解決するのではなく、
起きていることに対して
その場その場で思う通りにお互い行動していれば、
時間と成り行きで勝手に収まるところに収まるので
大丈夫です。

それはもちろん、
自分の都合のいい結果になるとは限りませんが、
話し合っても
うまくいかないものはうまくいかないし、
話し合わなくても
うまくいくものはうまくいく、
普段から皆さんにもそんな実感ありますよね。

5.アドバイスが必要ない理由

次に、アドバイスする必要はない
ということについてです。

もうアドバイスは、大体、
自分の気持ちがスッキリするため、とか
後々、自分にとばっちりが来て困らないため、とか
相手じゃなくて自分のためです。
自分の子供に対してであっても例外ではないです。
よく、胸を当てて自分の心に聞いてください。

人は、その時が来たら
やることは、やるなと言われてもやるし、
やらないことは、やれと言われてもやりません。

他人の言葉で人が変わることはありません。
一時的に変わったように見えても、
また元に戻ります。

また、
”あなたより私の方が分かってる”
”あなたより私の方が知っている”
”あなたより私の方が正しい”
”私はあなたのことを考えている”
このような意図を含んだメッセージは、
発したその時は気持ちがスッキリするのに加えて、
相手のために言っている風を
取り繕うことができますが、
2人の関係にプラスになることはありません。

それどころか、
自分が発した言葉によって、
自分のことも分かってもらえないし、
相手が変わりもしないし、
自分に感謝もしないことに、
勝手に絶望と怒りを感じてしまいます。
自分を守るためのはずの行動が、
逆効果になってしまいます。
そもそも、何度も言っているように、
全ては自分を守るためだと考えると、
言うことは不要です。

ですから、
アドバイスは必要ありません。
もちろん相手が、
どうしたらいいですか?と本気で聞いてきたら、
言うべきか悩まず答えることもあるでしょうから、
その時はそれでいいと思います。

さて今日は、「言わない」
そうすれば、もっと楽に生きれるよ、
という話をしました。

いかがでしたか?

これからも、世界の仕組みを知って楽に生きる
メッセージの音声を上げていこうと思っているので、
よかったらチャンネル登録して
聞いてくださいね。

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