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お肌と栄養素シリーズ⑤タンパク質について

今日はタンパク質の取り方についてお話します!

タンパク質が不足すると?

まずタンパク質の不足状態が続くと肌や髪の毛に出やすい不調は以下のような状態です。こんな不調があればタンパク質不足を疑ってみましょう。

・肌の乾燥が強い、保湿をしっかりしても乾燥が気になる 
・肌荒れやニキビが治りにくい
・肌が以前よりゆらぎやすくなった
・肌に白いポツポツができやすくなった
・髪の毛がパサパサになってきた


タンパク質の不足の原因は、2つに大きく分けられます。

①そもそもタンパク質摂取が少ない

②気を付けてたんぱく質を摂っているけど体内で上手く活用できていない



タンパク質を摂っていても活用できていない?

意識してお肉やお魚を食べたり、大豆製品を多く摂ったり、プロテイン飲んだりしています、という人も多いです。

でもその中には上手くタンパク質を消化分解できていなくて、むしろ消化不良になり腸内環境に負担がかかり肌荒れが悪化している人もいます。

タンパク質を気を付けて摂っているのに上手く活用できていないサインは?

・お肉や魚、豆類などが多い料理やプロテインを摂るとお腹が張る

・どちらかというとお腹が緩い

・早食いである

こんなサインや自覚のある方は、一度タンパク質量を減らしたり、プロテインをお休みして、腸内環境を整えることや消化力にフォーカスしてみましょう!

まずすぐにどこでもできることは
一口30回は噛む!」です☺

腸内環境の回も参考にしてみてください😊

https://note.com/maiko_holistic/n/n8f6338f27bc3


上手なタンパク質の取り方は?

まずはタンパク質の摂取量の目安は、すでにたくさん情報がありますので一般的な量は下記を参考にしてみてください☺
そして推奨量より少ないと感じる人はまずは食べる量を増やしてみてください。

タンパク質表
(厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年度版)


ここでは、さらに上手なタンパク質の取り方をお話します。

食材でのタンパク質はまずはお肉や魚を調理前に麹(こうじ)につけてタンパク質の分解を事前に助けてあげたり、食事の時にレモン水やお酢料理などを一緒に食べて消化促進してあげます。

プロテインとして摂取する場合は一度にたくさんの量を摂らないこと、そしてプロテインでお腹が張りやすかったり、下痢になる人はプロテインは一度やめてみましょう。

その場合に補充するものとして、プロテインが分解されたアミノ酸製品を摂ってみましょう。人がプロテインを摂取する場合、とても消化に負担がかかります。そのため消化の負担を減らしてあげるために、あらかじめアミノ酸まで分解されたものだと、胃腸に大きな負担をかけずにタンパク質源を摂取できるのです。


いつもお話していますが、食べる内容だけではなく、食べた後の消化についても意識してみると肌の不調改善につながります☺


これからもお肌について外側のスキンケアのことだけでなく
色々な栄養素の観点からもお伝えしていきたいと思います!

是非フォローして楽しみにしていただけると嬉しいです😊

自己紹介記事はhttps://note.com/maiko_holistic/n/n5f56ab57e270
https://linktr.ee/MaikoYamasaki


<経歴>
滋賀医科大学卒業後、
形成外科・皮膚科勤務医・美容クリニック院長を経て
自身のクリニック「Maiko Holistic Skin Clinic」を開院。


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