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家のワークスペース変遷と、1年遅れのちゃんとしたデスクづくり

2020年の1月下旬には会社から在宅勤務が推奨されていたので、それまで週5出社だった私も在宅勤務を取り入れてはや1年半が経過した。最近では最低出社日数も撤廃され、テンポラリーだと思った在宅勤務が今後も継続することがはっきりしたし、梅雨が明けたと思ったらこの酷暑である。7時台でも駅まで平地15分を歩くだけで汗だくだし、いい加減家の仕事環境をちゃんとしないとと思った。

初期フェーズはありもの利用のスタンディングだった

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スーパーへ行かなければ日に数十歩しか活動していないというカロリー非消費の事実に危機感を感じたため、最初はスタンディングで始めた。バッグや細かな雑貨を入れている無印良品の籐の蓋つきボックスを窓枠に乗せ、その上にPCを置くとちょうどいい高さになり、これで顧客とのワークショップやウェビナーのスピーカーもやったし、通い始めた学校の授業も立って受けていた。

ベランダでやってみるも音環境がよくなかった

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普段、ベランダで飲んだりご飯を食べたりもするので、仕事もできるかなと思ってやってみたものの、1ブロック先のマンションの工事音がすごくてダメだった。

朝走るようになったので立ちっぱなしが続かず椅子を投入

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これが直近のスタイル。大学の頃に古道具屋で買ったこの椅子は、ベッドサイドの物置きとして使っていたが、ここにきてワークチェアとなった。ただ、広い窓枠を利用した仮設デスクなので脚の部分にくぼみがなく、椅子に座るとどうしても膝が当たる。作業時は椅子の上であぐらをかいたりできるが、姿勢の悪さの自覚と、鍼の先生に首のこりのひどさが増していると指摘され、ちゃんとしたデスクのスタイルに変えようと決めた。

いろいろミニマムに抑えて理想を実現する

愛読しているこのマガジンの皆のように、天板を購入しアイアンの脚と組み合わせ、ハーマンミラーの美しいアームを取り付けて、みたいなことは体力的に疲れるから避けたい。
そもそもマキタの電動ドリルを持ってないし買うつもりもない。家はくつろぐこと、OFFである自分が気持ちいいことを優先して整えてきたので、私にとってはONである仕事に充てるスペースもお金も最小限に抑えたい。ただ、安藤さんに代表されるスッキリデスクは実現したい。

そう。コンセントの周囲の床に電源タップがのさばっているのは嫌いだし、絡まった配線が視界に入るのも嫌だ。
会社のフリーアドレス席で、電源タップがデスク上に置かれているのが気にくわず、自分が座るデスクではこっそり机の脚へ移動させ、ACアダプタのケーブルが無造作に絡まっているものはきっちり巻いてセットし直し、デスクをモニタしかない状態にして自分のPCを起動させるくらいにはスッキリデスク派なもんで。(翌日同僚がそのデスクを使うと、前日に私がいたとすぐわかるらしい)

ということで、購入したのは以下。トータル1万円くらいだった。

山善の折りたたみデスク
4AC口と3USBポートの電源タップ
粘着テープ付きフック 360度回るやつ
コクヨのマグネットプレート
ダイソーのワイヤーバスケット
ダイソーのS字フック

家にあったもので利用したのは以下。

・結束バンド
・IKEAのカーテンを吊す部品セット 10年くらい前のDIGNITET

ちゃんとしたデスクができた

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完成した私の理想デスクがこれ。椅子はこれまでの相棒を引き続き。
これまではリビングにワークスペースを設けていたが、今回は寝室に設置する。デスクを置こうと考えた横にはベランダへ出る掃き出し窓があるので、椅子を入れても窓へかからない奥行きが必須だった。幅もベッドとの間に今後ナイトテーブルを置きたいので、仕事ができる広さを確保したが最小限にとどめた。

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電源タップを脚にマグネット&結束バンドで固定し、タップからのコードのみをコンセントへ挿す形式に。コンセントの周囲で複数コードがもたついていたリビング時代から脱却できてうれしい限りだ。
フックで吊り下げたワイヤーバスケットにはアダプタや照明の長いコードを丸めて入れている。この角度から見るとごちゃごちゃしているが、仕事中は見えないので問題なし。
右側にはペンケースやメモ紙、イヤホンを引っかけ式にして、これらも机の上からはなくした。

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ということで、この家で一番の長老クリスチャン・デルのランプとPCだけというミニマムな理想ワークスペースが完成した。あとは仕事をするだけ。

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