会議や、多くの人前で上手く話すコツ
なぜ人は緊張するのか?
上手に伝えようと考えても、自分のスキル不足や準備不足、あるいは不測の質問ばかりに意識がいって、不安をますます増幅させる。
その不安が「緊張」を呼び込んでしまう。
人間は不安があると緊張する生き物だ。
動物は、生き残るための本能として、とりあえず生きているならば、その現状からの変化を避ける性質が生まれながらに備わっている。
今の山でかろうじて食べていけるならば、隣の山に移動して餓死する最悪を避けようとするのは動物としての本能だ。
ほとんどの動物の脳に備わっている現状維持機能なのだから仕方がない。
人間も脳が不安を察知すると、その不安を差し迫る「変化」だと認識して、意図に反して脳がその行動を敢えて失敗させようとする。
それが緊張の正体、変化を嫌う脳の現状維持機能だ。
「伝え方(HOW)よりも「中身(WHAT)何を伝えるか)」こそが遥かに重要な意味を持つ。
「伝え方が9割」ではなく、「内容が10割」だということだ。
伝え方は、中身があって初めて価値を持つ。
中身のない話を立て板に水のように話したところで、誰の頭にも心にも響かない。
「どう話すか」という事ではなく、
「何を話すか」だ。
誰に伝えるか(WHO)→何を伝えるか(WHAT)→どう伝えるのか(HOW)の順番で考えるのが正しい。
でもWHATをロクに考えていないのに、HOWばかりを無駄に悩んでいる人がほとんどだ。
HOWで悩む多くの場合は、WHATが弱い事が要因である。
内容が薄弱のままで考えているから、伝え方で悩む羽目になっていることに気づいていない。
つまり内容さえしっかりしていれば、それをただ自分の言葉で一生懸命に伝えるだけで良い。
会議の時にいつも緊張する、
それは、誰に何を伝えたいかちゃんと準備してないからだね^ ^
今日も良い事を学びました。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
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