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新書で学ぶ言語学

言語学って興味あるけど、何を学べるのかいまいちわからないですよね。
勉強したら英語ペラペラになるのかな? ってぐらい。
なので今回は、言語学についてわかりやすく解説している新書をご紹介します。


基礎言語学

音声学・音韻論

発音に関する研究分野。
英語って同じ文字なのに違う発音ばっかりで、勘弁してくれえってなる。
なかなかマニアックなので、ここから入るのは逆におすすめしないです笑

形態論・統語論・意味論

英語に対して文句言ってるけど、日本語もそこそこ複雑。
「が」と「は」の違いとか、私たちが使えるけど説明できない日本語のふしぎを教えてくれます

英語学

英語ってなんでこんな複雑なんだろう? という疑問に答える本。
不規則変化とか、不規則になるなよ! っていつも思う。

応用言語学

言語心理学・言語習得

2024年 新書大賞受賞作。先生は認知科学がご専門。
分野的には第1言語習得論かな?  
オノマトペ から言語学の世界を説明してくれる。

みんな大好き第2言語習得。英語ペラペラ憧れるもんね。
バイリンガルになるために、何が大事なのか、理論的にまとめてくれる本。

「外国語学習の科学」が理論の本なら、こちらは実践の本。併せて読むのがおすすめ。

社会言語学・語用論

日本に来る外国人労働者最近多いですよね。
英語を喋るアメリカ人労働者の給料が高く、タガログ語を喋るフィリピン人の給料が低いのはなぜなのでしょうか?
アメリカ人は英語を喋ることを許され、フィリピン人は日本語を喋ることを強要されるのはなぜなのでしょうか?

そんな「言語にまつわる社会問題」について教えてくれる本。

こちらは日本語に特化して社会言語学的な特徴を教えてくれる本。

コミュニケーション学

言葉はコミュニケーションのためのもの。
なので最後はやっぱり「異文化コミュニケーション」
著者が「愛の不時着」にハマっていて、具体例がそればっかなの面白い

おまけ

教科書

言語学の教科書だったらやっぱりフロムキン。ただ中古しかない。
言語学流行れ

まとめ

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