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【受講レポート】農家と一緒にこれからの自給について考えるスクール 第4回

いつもと違う景色が私にくれるもの


2024年7月28日(日)
農家と一緒にこれからの自給について考えるスクール
第4講でした。


この日は立っているだけでもじんわり汗が出てくる
とってもいい天気。


このスクールの学びの場
あまくぼ農園さんの三角屋根の小屋と
突き抜けるような高く青い空がとっても夏らしくて
思わず「いいなぁ」と小さく呟きました。

普段と違う景色に身を置くこと。

ただそれだけで日常では得られない“小さな感動”に出会えますね。


本当の「贅沢」って何だろう?

今年の夏はとにかく暑い。


この日もまさにそんな天気だったので
「外での作業は最小限に」と
収穫のタイミングを迎えた夏野菜
オクラととうもろこしの収穫を行いました。


そして、収穫したとうもろこしは
茹でで私たちのお昼ごはんに。


このお昼ごはんが
スクールでの楽しみのひとつです。


農園で採れたものをその場で簡単に調理して
みんなでワイワイお喋りしながらいただいています。

これまでには
・畑で収穫した山菜の天ぷら
・あまくぼ農園の奥様手作りのいちごジャム
(いちごはもちろん、あまくぼ農園産!)
・もすぐの天ぷらと、ここでしか味わえないものばかり!

その中でも、今回のとうもろこしは、
1番の贅沢だったかもしれません。

なぜなら、とうもろこしは収穫直後が特別おいしいから!
とうもろこしは鮮度が落ちやすい野菜のひとつ。
そのため最高に美味しいとうもろこしに出会えるのは、畑の中だけです。

実際に、この日収穫したとうもろこしは
そのまま食べてもおいしい、感動の甘さ!
私の人生で1番おいしいとうもろこしでした。

「自給」のある暮らしの豊かさを感じる

そんなわけで、お昼ごはんの時間は

自分たちの手で育てたものを
収穫し調理し、今日の糧とする

まさに「自給」の豊かさを体感する時間。


新鮮で素朴な食卓の豊かさは
日々の食習慣を振り返るきっかけとなり、
私に新しい視点をくれています。


例えば、
たくさん食べること、高級な食材を口にすること、
プロにしか作れない絶妙な味を楽しむことだけが
「贅沢」じゃないんだと改めて知ることができました。

さらには、「おいしい!」と心が喜ぶたびに
“この循環を家庭の中に創ることができたら
私たちの暮らしはもっと豊かになる“
という確信が深まっていっています。


そして同時に
それぞれの家庭が「消費」の場としてだけでなく
「生産」の場として成長していくことは
社会の仕組みや枠組みに
良い変化を起こす一助になるのでは

そんな予感に胸が高鳴っています。

畑は人生を教えてくれる?!

今回の座学の時間は「植物の生態」がテーマ。

印象に残ったのは

・畑に正解はない
 すべての可能性を内包している

という話。


このスクールを運営・見守ってくださっている
ケレケレの和美さんが

「人生みたい」と言ってくださったことで
話がグッと広がかりました。


例えば

「この野菜をどう育てたらいいか」ではなく
「この野菜をどう育てたいか」が大切。


そこには無限の選択肢と方法があり
あらゆる可能性が存在していて、
その中で何を選択していくかによって
その野菜の育て方が変わっていくんだそうです。


それと同じように

いいこと・悪いこと
日々いろんなことがあるけれど
そのどこかひとつだけに視線を集中するのではなく
一歩引いて全体を見る力と、複数の視点を持つことで
物事の捉え方や感じ方は全然違ってくるよね。

そんな話になり、
最近の出来事や子どもとの関わりについて
想いをはせました。


畑と向き合うことは
自分自身の生きるすべを見つけること

なのかもしれませんね。

スクールももうすぐ折り返し地点。
これまでの学びを振り返りながら私自身の暮らしにどう落とし込んでいくのか、

しっかり考えていきたいと思います。

次回は8月25日(日)
ご一緒できたら嬉しいです。

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