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シェアハウスのコンセプト〜暮らしを創る〜

こんにちは!
住みびらきのお家ケレケレです。
ケレケレのシェアハウスはありがたくも2年目に入り、身近い期間でもびっくりするほど多くの人のお家として使ってもらいました。

今回はこの2年間で感じたケレケレの住人像を共有します。

住みびらきのお家 ケレケレの土台

どんなお家なのか?

ケレケレに集まってくる人、関わっている人に共通していることがあります。
それは、未完成を楽しめる人たちであること。

足りないものもたくさんあります。
お金を出して買えばいい、作ればいい、整えればいいこともたくさん。
でも、フィジーで暮らしたケレケレ夫婦にとっては、足りないことを楽しみたい、と思うタイプ。

ここに集う人たちは、足りない部分、未完成を楽しめる人たち
10-3=13の方程式が理解できる人なんです。
うん、よくわからないですよね?
詳しくはケレケレという場の説明も含め、下記の記事をお読みください。

まず、未完成を楽しめる。
そして、食事や作業や空間を共にすることでお互いを認め、応援しあえる。
これを受け入れられるかどうかが、ケレケレと合う人の大前提になります。

ケレケレ夫婦は何を目指しているのか?

最近ではフィジーツアーを計画したりと、家にとどまらずさまざまなことをしている私たち。
そんな私たちが結局何を目指しているのか。

それは、視野や世界を広げるきっかけづくり。

これからお話しするシェアハウスのコンセプトも突き詰めると、暮らしや人生の選択肢や考えを広げるきっかけづくりとなります。
では、そんな私たちの”暮らし”部門のシェアハウスについてお話しします。

ケレケレのシェアハウスってどんな場所?

シェアハウスの2年間を通して思った、ケレケレのシェアハウスの機能。

”自然や人との出会い”を楽しめる人が
人や自分と対話することで
自分の”暮らしを創る”シェアハウス

”自然や人との出会い”を楽しめる人

「未完成を楽しめる人」という次に来るシェアハウスの住人に共通していることは、”自然や人との出会い”が好きなこと。

”自然”を楽しめる人 〜人間にとって不都合なことも受け入れられる〜

ケレケレのお家は自然の中に存在します。
暖かくなってきた朝は鳥の声で起き、虫の声で夕方を感じます。
一日一日を自然や地球と生きている感覚がケレケレにはある。

ケレケレが自然と共にあることを、自分らしく表してくれているのが元住人のえみちケレケレ体験記↓

ただ、自然と共に過ごすことは気持ち良いことだけではありません(笑)
夏は虫が当たり前のように家に入ってくる。トンボや蝶はかわいいもので、ムカデがでたら、男性陣を呼び連携プレイ(笑)ムカデはもちろん歓迎はしないけど、一緒に地球に暮らしてるんだもん。そんなこともあるよね。

人間にとって心地よいことも、しんどいことも自然との共存だからおきること。
自然を受け入れられる人がケレケレのシェアハウスに向いています。

”人との出会い”を楽しめる 〜人に興味を持ち、興味をもたれる〜

板前さんが来て、地域の家族と一緒に料理する場面

ケレケレに人は、いろんな人がたくさん来ます。
「初めまして」の方もいれば、定期的にケレケレにくる人もいる。
ホームステイで短い期間で一緒に生活をする人や家族も来ます。
日常や生活に他人が入ってきても、”出会い”を楽しめることが”住み開き”のシェアハウスを楽しむには重要です。

「なんでケレケレに来たんだろう?」「どんな人で何が好きなのかな?」と、その人に興味を持つ
そして、来訪者も住人との出会いを楽しみにして来ます。「なんでケレケレに来たの?」「それまでは何をしてきたの?」などなど、よく聞かれます。
自分自身に興味を持たれることも含め、ケレケレでの出会いを楽しめる。

「人や自分と対話すること」とは?

この記事を書いていて”対話の意味”を調べてみました。そこには、「人物間の”思考の交流”」と書かれており、まさに!となっております(笑)

人との対話 〜思考の交流を経て、自分の世界を広げる〜

雑談や会話から始まり、ゆっくりとお互いの考え、想いなどを共有する。
その過程経て、「こんな考えもあるんだ!」と自分の世界を広げてほしい。
これは、ケレケレ夫婦の目指している”視野を広げるきっかけづくり”のひとつ。

<住人の声>
普段から多種多様な方々が出入りしていて、話を聞いて刺激をもらっていて、するとだんだん「私もなんかしたい!出来るんじゃない?」という気持ちにさせてくれます。

<30代女性>

多様な人と出会える場である”住み開き”シェアハウスの特徴であり、ケレケレの存在意義だと考えています。

自分との対話とは?

自分との対話とは、人との対話で新たな世界や価値観に触れた後、自分の中に落とし込むこと

ここで注意することは、新しい価値観を取り入れることではありません。取り入れてもいいし、取り入れなくてもいい。どちらにせよ「その選択をした理由」は考えてほしい。
忙しい日本人ですが、ケレケレは余白のある雰囲気といい、環境といい、内省を大切にする土台はあると思っています。
自己内省といっても、もやもやがあったら住人も話を聞いてくれますしね。

「自分の”暮らしを創る”シェアハウス」をしたい。

ここでいう”暮らしを創る”が、私たち夫婦が目指す”きっかけづくり”。

自然や人との出会いを通して。
人と自分との対話を通して。
今後”どんな生き方”がしたいのか。

長い人生を歩む中で、どう生きたいのか。
やりたいことでもいい。ありたい姿でもいい。どんな環境に身をおきたいかでもいい。自分の幸せや心地の良いものを見出すための、きっかけづくりのお家

ケレケレのシェアハウスでは色々な人と生活することで、ルーツや職業が全く違う人の価値観や人生を深く感じることができました。
そうして暮らしていく中で、自分の視野が広く多様になり、今までとは違う人生を歩む勇気がでてきました。

<20代男性>

最後に…〜ケレケレのシェアハウスはずっと住めない〜

ケレケレのシェアハウスは、何年もいる場所ではありません(笑)
だって、ケレケレで見つけた自分の人生を実現しにいかないといけないから。

卒業はもちろん寂しい。
もっといてほしい。と思うけれど、この家の良さを知れば知るほど、卒業しないと意味がない。と感じる。
本当に、寂しいけどね。

ケレケレを卒業するときに、「この家を通して、自分自身がどう進みたいが見えた」とことを伝えてくださいね。

私たち夫婦のやりがいにつながります。

今までの住人体験記はこちら↓
それぞれの個性や感じたことをその人らしく書いてくれています。


サポートありがとうございます。ケレケレのお家の改装費に使わせて頂きます。いつかケレケレのお家に遊びにきてくださいね!