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United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

英国エリザベス二世女王陛下崩御に際し哀悼の意を捧げます。

国葬も無事に恙無く終わって、取り敢えず一区切りでしょうか。
我が国の昭和天皇も、在位期間が実質62年余りと類を見ない長さでしたが、エリザベス二世陛下は更に長い70年ですから、この2週間程の英国の様子も当然の事なのでしょうね。

日英関係は、第二次世界大戦と言う不幸な歴史もありましたが、そもそもが生麦事件を発端に薩英戦争を経て、英国の助力に依り近代化を押し進めた事からの深い関係であります。
奇しくも、今年開業150年を迎える鉄道は、顕著な例ではないでしょうか。
王室(皇室)を戴くと言う、共通の部分もあります。
アフタヌーンティーやイングリッシュガーデンと言った、文化も身近なものとなっています。

2021エリザベス女王杯

そして個人的には、やはり競馬です。
エリザベス二世陛下は馬主であり、競馬を愛されていましたが、日本の近代競馬の規範は間違い無く英国です。(世界の殆どの国も同じでしょう)
日本で開催されている「エリザベス女王杯」は、陛下の来日を記念してのものです。
陛下から下賜された杯が正賞でありますから、将来的には高松宮殿下の例と同様に、競走名が変わるのかも知れません。

第二次大戦後は言う迄も無く、米国との関係が一番深いですが、その米国の母国とも言えるのが英国でありますから、見えない影響力は計り知れないものなのでしょうね。

横浜には、先程の鉄道(桜木町駅)や競馬(根岸森林公園)に加えて、外国人墓地や英連邦戦死者墓地等もあります。