久々野
未来へ荷造り済ませてベイベ
そんなこんなで
明石です。
この春、高山線(岐阜駅〜富山駅)の全線乗車をしました。
高山駅と猪谷駅で乗り継いで、3本の列車に乗りました。
岐阜駅から乗った最初の列車は、終着の高山駅から2つ手前の久々野(くぐの)駅で、かなり長い停車をしました。
時刻表では発車時間のみなので、到着時間の注意書きが入る程の停車時間(28分)でした。(実は美濃太田駅でも21分停車でしたが着発時間の表示があります)
長時間停車の理由は、ひだ14号との交換、ひだ11号の退避(追越)、そして最後に上り普通列車との交換で、正にフルコンボでありました。
これは割と、単線あるあるかも知れません。
終着駅手前で列車交換する事をして、終着駅のホーム容量を確保する感じですかね。
乗車列車は高山駅で、運行系統が分かれている事も、あったのかも知れません。
特に高山線は、速度の違う特急列車を運行していますから、普通列車がこうして道を譲る事になる訳です。
ひだ11号は通過、ひだ14号は先着して運転停車(客扱無)でした。
少し印象的な事もありまして、恐らくおばあちゃんとお孫さんでは無いかと思いますが、私の乗って来た列車が着いた頃から、列車の見学をしていました。
30分程で、特急2本と普通列車2本を見ることが出来た訳なので、列車の密度を考えればかなり効率はいいと思います。
もしかすると、日課なのかも知れませんね。
上り普通列車の到着を見届けて、帰られて行きました。
私の子供の頃を思うと、近くに駅が無かったので羨ましい事でしたし、何だかほっこりしてしまいました。
久々野駅は、既に高山市内でありましたが、元は独立した自治体でありました。
その玄関口ですから、中々立派な駅でした。
無人駅ですけど、ひだも何本か停車しますね。
宮峠(宮トンネル)で分水嶺を越えますが、久々野駅は太平洋側最後の駅でもあります。
同じ市内で、分水嶺超えると言うのも、何だか面白いですね。