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2020夏 青春18きっぷの旅


そんなこんなで
18きっぷ夏シーズンの期間が終了となりました。
私的に春は中止の判断をしましたが夏はリベンジ?を果たせました。
逡巡が全く無かった訳ではありませんが総合的な状況を鑑みて出発しました。
泣く泣く中止とした今春は史上最長(自分比)の5日間を予定していましたが今回はリハビリ?も兼ねて標準の4日間の旅でした。
ただそうなると1日分が余ってしまうので泊りから帰った翌日(期間最終日)には日帰りで出掛けたので結局5日連続できっぷを使用しました。

関西(9月6日~9日)

18きっぷでは20回目の関西となりました。
今回は余り地方に足を延ばしてはどうかと考えて(余り意味はないのかも知れませんが・・・)関西でも兵庫県・大阪府・京都府限定と言う事になりました。
因みに春は長い日程もあって岡山や鳥取を考えていたりしました。

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初日は基本移動日でゆっくり目の出立でしたが新駅の御厨(みくりや)駅に寄ったり岐阜駅から米原駅へは「ひだ36号」(大阪駅行)に課金したり(下りのみ東海道別線経由)野洲駅から姫路駅迄は新快速のA-SEATを利用したりと変化を付けての移動でした。
直接の影響はないにせよ台風10号の心配もありましたが御厨駅で突然の大雨があった程度で特に列車への影響も雨自体も問題ありませんでした。
尤もほぼ駅の外に出ていないので運行状況だけが不安材料ではありましたが岡崎駅付近では虹を見る事が出来て幸先が良かったですね。

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姫路から始まった二日目は台風の影響で風が強かったですね。
長く盛沢山な一日で先ずは姫路と言えばやはり白鷺城と言う事で徒歩で向かいました。
突然の驟雨もありましたが結局纏まった雨に降られたのはその時だけで済みました。
姫路城は二回目でしたが前回に比べて人もかなり少なくてのんびりと見学出来ました。
お城の後は隣接する(とは言え少し歩きました)好古園で日本庭園を散策しました。
散策後は姫路駅迄徒歩で行ってJRと山陽電車を乗り継いで須磨浦山上遊園に向かいましたら見事に強風で全面休園となっていました。
よく考えたらわかりそうなものですがよく考えていませんでした。(笑)
大阪湾(瀬戸内海)も白波が凄かったですし山陽電車も一部区間の強風でダイヤが乱れていました。
まぁそれでも直ぐに気を取り直して大阪に向かいました。
新今宮駅で南海電車に乗り換えて今宮戎神社に初めてお参りして御朱印も戴きました。
ミナミにも近い場所ですが平日で人の姿も殆ど無く閑静なお社でした。
次に南海電車で住吉大社へお参りしました。
こちらも初めてでしたが独立したお社が4つあると言う他に例を見ないようなところでした。
参拝の順序は無いそうで私は手前から順番にお参りさせて戴きました。
御朱印はコロナ対策で別紙方式でした。
更に阪堺電車で天王寺駅へと向かいました。
阪堺の上町線(天王寺駅前電停-住吉電停)は住吉電停から住吉公園電停間の廃止前に乗車した事があり実は大社は外から見た事だけはありました。
住吉公園電停は南海住吉大社駅と隣接していて駅舎の部分は面影が残っていましたがホーム部分は駐車場になっていました。
天王寺と言えばやはりあべのハルカスで初めて展望フロアに上りました。
長年の疑問で天王寺駅なのか阿倍野駅なのかと言うものがありましたが大阪駅と梅田駅とは違ってシンプルに区が別れている様ですね。
地元横浜のランドマークタワーを超えての日本一の高さからの眺望を楽しませて戴いて二日続けての虹も見る事が出来ました。
流石に高所恐怖症ではありませんがこの高さになると多少は身が竦みました。
地上に降りて御堂筋線でなんば駅へ移動して道頓堀に向かいました。
1年振りのグリコの看板ですね。
佐藤琢磨さんバージョンの為に40分程待ちました。(笑)
すっかり暗くなって御堂筋線から京阪電車のプレミアムカーで京都に向かいました。

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三日目は先ずは宇治を散策しました。
宇治と言えばやはり十円玉でお馴染みの平等院ですね。
以前に機会があった時には改修で仮囲いのある状態でしかも小雨と言う状況で断念していてその後何度も宇治を訪れていましたが漸く拝観する事が出来ました。
鳳凰堂は不思議と強いオーラを放っている訳ではなく静かに佇んでいるだけの様に感じられたのですがやはり歴史的建造物ではありますが現役の建物でもあるからでしょうかね。
お堂内部にも別途志納が必要ですが阿弥陀如来像を間近で拝観出来ました。
仏様のオーラはちゃんと感じられました。(笑)
ご尊顔は池の対岸からも拝見出来る様になっています。
鳳翔館と言うミュージアムもあって数々の国宝を間近で見る事が出来ました。
「天下の三名鐘」に数えられる国宝の梵鐘も展示されていて複製と交代する最近迄現役だったとは驚きでした。
御集印(平等院での御朱印)も戴きました。
平等院の後は宇治川沿いを歩いて川を渡り宇治神社・宇治上神社にお参りして大吉山の展望台迄プチ山登りをしました。
木陰を歩いた割には好天ですっかり汗だくで街に下りてきたらぐったりでした。(笑)
一休みして京都駅に移動して京都タワーに上りました。
何故かこの旅は高いところに上りたがる模様です。
前日のあべのハルカスは288メートルでしたがこちらは100メートルと一気に低くなったので楽勝?でした。
日没を見届けて地下に下りて銭湯にも浸かって汗を流しました。
サウナではないですがすっかり整ってしまいました。(笑)

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最終日は前夜に整ってしまったので(笑)帰るだけだったのですが地下鉄東西線山科駅から二条駅迄乗車して(これで東西線完乗)JR嵯峨野線で京都駅に出ました。
京都駅では恒例の志津屋さんでカルネを購入して京都タワー内の関西ツーリストインフォメーションセンター京都で石山ともかちゃんグッズを購入してからの帰路となりました。
天気は下り坂気味でしたがやはり恒例の伊吹山の姿も何とか見れましたし順調に横浜へ帰る事も出来ました。
今回は車内でのビールのフライング打ち上げはしませんでした。(笑)

沼津 (9月10日)

泊りの旅から戻った翌日にきっぷの残り1回分を行使しました。
まぁ期限最終日でしたので選択の余地が無かった訳ですが行使しないと言うのもありましたね。
取り敢えず房総とか黒磯とか土浦とか考えていたのですが最終的に御殿場線で沼津駅に行く事に落ち着きました。
昼過ぎに出発しましたので特に目的がある訳でも無かったですし天気も好いとは言えない感じでしたのでそれ次第では列車に乗るだけとなる事も考えていました。

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国府津駅から御殿場線の御殿場駅行に乗車しました。
途中から雨模様となり景色もイマイチでした。
御殿場駅では雨は降っていなくて23度と下界よりだいぶ涼しかったですね。

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御殿場駅から沼津駅行に乗り継ぎました。
天気は回復基調でしたが富士山は残念ながら裾が少しだけ見えただけでした。
丁度学校の下校時間に差し掛かって裾野駅から高校生の集団が乗車して来たのですが車中で固まっていましたが一切会話も無く静かに乗車していて流石防災教育の行き届いた静岡県だからなのかと感心してしまいました。
ラインで会話でもしているのかとも思いましたが目を合わせたりもしていなかったので恐らく違うでしょうね。
寧ろ大人の方がTPOを弁えられない人間が年齢問わず存在している感じです。

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沼津駅に着いて雲が切れて陽射しも出ていたので街を散策する事にしました。
以前(と言うか今年の1月でした)戴いたマンホールカードの図案の現物を探しに行きました。
駅からも近い沼津仲見世商店街にありました。
他にもラブライブサンシャインのカラーマンホールがありましたが別の商店街でも幟が出ていたり想像以上にラブライブサンシャイン化が進んでいて大洗(ガールズ&パンツァー)と並ぶアニメ聖地と言ってもいいでしょうね。

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商店街を離れて更に歩いて結局2.5キロ程歩いて沼津港に到着しました。
すっかり薄暗くなってしまいました。

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沼津港迄来たので有名な丸天さんで海鮮丼を戴きました。
例のかき揚げに行きたかったところですが定期的にお刺身が食べたくなる体質(笑)なので次の機会にでしょうね。
ちょっと頑張ってお高目のものにしたのでボリューミーで美味しかったです。

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食事の後は腹ごなしに沼津駅迄歩いて丁度夕方のJR東日本直通の始発の時間帯だったのでグリーン車を奮発して帰りました。
グリーン券はJR東海ではホームで購入出来ないので窓口で買いました。



そんなこんなで5日連続で18きっぷを堪能しましたが今年初めての泊り旅は自分でも驚く程にアクティブだった気がします。
あれだけ盛沢山な内容で動くのも珍しい事でした。
意識はありませんがずっと仕事以外では自粛気味だった反動だったのかも知れません。
日帰り旅についてはある意味おまけみたいなもので結果的にこうなったと言ったところです。
それにしても私自身でもよくわかりませんが高いところに行きたがっていましたね。(笑)
御殿場駅に至っては標高455メートルとかですから。
何れにしても帰省やビジネスユースと思しき18きっぱーもほぼ居なかった様で快適な移動が出来たかも知れません。
久し振りに中身の濃い時間を過ごせた様に思います。

感染症対策については普段と変わり無く関西には体温計を持参して毎朝体温を計っていました。
交通機関や屋内ではマスクの着用を徹底していましたし施設等での体温測定等もありましたし出入りでの手指の消毒もしていました。
観光に関しては平日でもありましたし当然所謂三密の場面も一切ありませんでした。