各駅散歩の旅(88)
旗日(秋分の日)の土曜日で、だいぶいきなり涼しくなりましたが、どんよりした天気でした。
磯子駅篇
[根岸線]
横浜市内シリーズ56
涼しかったのは良いのですが、今にも降り出しそうな、邪悪な雲が拡がっていましたが、強行の選択肢しかありませんでした。
磯子駅は、折り返し列車も設定されている根岸線の要衝であり、磯子区は、区政オリジナル5(鶴見、神奈川、中、保土ケ谷、磯子)の1つであります。
磯子駅の海側は工場地帯で、山側へ向かいました。
旧横浜プリンスホテル
マンション立ち並ぶ磯子駅前を抜けて、国道16号を越えて、坂道をえっちらおっちら上りました。
かつては、横浜プリンスホテルがあって、近くには(美空)ひばり御殿(出身は磯子区滝頭)もありましたが、今はブリリアシティ横浜磯子と言う巨大なマンション群に変わっています。
ホテル創業時には、海も近くて景色も素晴らしかった筈ですが、海岸線は遠くなりました。
汐見台
坂道を上り切って、先へ歩いて行きました。
汐見台と言う地名からして、台地の上ではありますが、歩いて行った道は両サイドより低いので、海は見えません。
緩い下り坂を、団地の合間を抜けて進んで行くと、戸建住宅が多くなって行きました。
比較的古くからの、町並みでは無いかと思われますね。
岡村公園
梅林から、岡村公園に入りました。
梅の季節ではありませんが、緑の中を歩くのは悪く無いですね。
高台に上ると、上大岡の高層ビルも望めました。
17時近くとなって、曇天でもありましたから、かなり薄暗くなって来ました。
高台の公園なので、東京湾やその奥に房総半島も確認出来ました。
野球場や、テニスコート等もありました。
"ゆず"の樹もありした。
(岡村出身ですね)
公園から坂を下ると、ランドマークタワーが見えました。
岡村天満宮
公園に隣接した、お社でした。
灯りが灯されて、幻想的な雰囲気の中、お参りさせて戴きました。
こちらにも、"ゆず"のお2人。
お社を出て、坂を下りると、大きな鳥居もありました。
三殿台遺跡
今回は、アップダウンの忙しいお散歩で、坂道をまたしても上る事になりました。
高台の遺跡と言う事は、水場も近くにあった筈ですから、谷筋(水場)や尾根筋が入り乱れているのも頷けました。
施設の閉館時間は、そもそも織り込み済でしたから、一先ず場所の確認の意味で訪れてみました。
夕暮れの街角
写真では、明るく撮影されていますが、すっかり夕暮れでした。
ランドマークタワーもまた見えて、ゴールに向けて歩きました。
ゴール
今回のゴールは、ブルーラインの蒔田(まいた)駅でした。
110分程のお散歩となりました。
かなりヤバ目な曇天でしたが、折り畳み傘持参での、お散歩強行でした。
結局、小粒の雨がポツリ程度はありましたが、降られる事はありませんでした。
ただ、しっかり歩いたので、汗ばむ程度には暑かったですね。
より暗くなるのも早かったので、もう1時間くらい早く出ても良かったのかなと、少し思ったりしました。
磯子の見所は、当然各所にありますけれど、今回は岡村天満宮にフォーカスしていたのは確かで、時間的にもお参り出来て良かったです。