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2023.07.01/お店がはじまって、今。

前回のお店の養生を外す。の記録から、
あっという間にバタバタとオープンまで進み、
内容をまとめる機会を逃したまま営業に入りました。

無事6/16にお店を開店する事ができました。

たくさんのお客さまに来ていただいて、
お祝いの言葉もいただき、本当にありがとうございました。

お店が完成してから、というかコロナの謹慎が明けてから、アトリエからの引っ越し、消防検査、衛生検査、営業の申請などに加えて、かなり急ピッチで焼き菓子作りに、プレオープンのための準備、そしてオープンまでの準備まで来たので、自分でも何か余韻に浸る暇なく、今に至るような気がします。

自分のお店として、稼働している事がまだ半分信じられない気持ちもありますが、まだ色んな事ほっぽりだして始めたので、ゆっくり振り返るまではいってないのですが、今日は雨でお客さまも少なかったので早く帰る事ができたので、ちょっと気持ちに余裕があるので、今書けるところまで、書いていきます。

最後の最後。
プレオープンの前日に、完成を待っていた関美穂子さんにデザインしていただいた看板を石川さんに設置していただいて、本当の本当に最後のお店の完成となりました。

しつこい咳も、体調の悪さも、嘘だったみたいに綺麗にオープン日と同時に終わりました。

緊張感とか使命感みたいなものが体調にも影響するのでしょうか?それとも日頃の行いが…?

関さんにデザインしていただいた看板


色んな事。
嬉しくて、嬉しくてしょうがないんだけど、
もう次に進む事に私の頭の中は向いていて、
とにかく間に合うように、喜んでもらえるように、
必死で、朝から晩まで準備でした。

結構のんびりして見られがちなのですが、
自分的には一刻も猶予はないぞ!進め進め進め〜っ
みたいな焦る気持ちと同時に、オープンに向けてのお菓子の生地を捏ねながら、お店の完成までの色んな時間を思い出しては、胸が詰まるような気持ちになって、何度か涙が勝手に出ながら作業をしていました。笑

お店が完成するまでの時間は、大事な大事なもう戻ってこない奇跡みたいな時間でした。本当に楽しくてしょうがなかった。

この涙の理由は、このお店を作るまでの時間からまた次に進む事への寂しさも少しあるけれど、本当にお店が完成して良かった。という安心の涙だったと思います。

何度も何度も言うのですが、
今回、お店ができるまでの事で1番私が嬉しかった事は、たくさんの人に助けて貰えた事。応援してもらっていた事。

お店を作るまでに至るまで、何と言っても、
お店探しの時から、相談に乗っていただいていた
浄土寺センターの松本さん、そしてお店を作ってくださった石川さんに出会えた事。

私には無くてはならないご縁だったと思います。
作業が一つ、また一つ終わるうち、プレオープンの前に、お2人と関さんにお店に来てもらって、初めてのお客さんになっていただいた時、もう、これで終わってしまう。

と、その度にその時間を噛み締めていて、
こんなに幸せな気持ちにさせてもらった事が、
嬉しくて、しょうがありませんでした。

本音は、まだ終わりたくない。

でも、本当は今から始まるんだ。
今から私は次に向かうんだから、
ここからは、私がこの場所を守っていくんだよ。

と自分に言い聞かせて毎日過ごしていました。

本当は何も終わってないし、
実際は始まったんじゃなくて、
ずっとずっと、ただ同じ途切れない時間が
続いているだけ。

楽しかった。幸せな時間だった。
これからだって、きっと。

ただ、この事を考えるだけで、喋るだけで、
本当は今も胸が詰まるし、ただただやっぱり幸せだったな。

いつか、私も人にこんな気持ちを知ってもらいたいから、与えてもらった事は次に繋げたいと思ったのでした。

今日は、とりあえずここまで。


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