雨のゴールデンウィーク最終日と手作りピザ
ゴールデンウィーク最終日。
外はあいにくの雨。
明日は夫の誕生日で、一足早い誕生日パーティーをすることにしていた。
娘の提案で、ピザを作ることになった。
午前中のうちに自転車の後ろに娘を乗っけて、
縦横無尽に疾走してスーパーとケーキ屋さんで食材を調達した。
午後からピザ生地作りに取り掛かる。
発酵まではホームベーカリー任せ。
発酵後のまるくて大きなもちもちの生地を、
きれいに拭いたダイニングテーブルの上に小麦粉をまき、その上で成形する。
案の定、床も娘も粉だらけ。
まぁ、何か傷つくわけでもないし、良しとした。
(最後は結局叱ってしまったが・・。)
冷蔵庫で生地を寝かせる間に、トマトソース、付け合わせのスープ、サラダを仕込む。
この時点で16時。
雨に負けてスタジオのヨガに行けなかったので、
一人時間をもらって夫の仕事部屋でピラティスとヨガを行う。
少しだけ窓を開けると雨音がしとしとと響き、
冷たい空気が入ってきて心地よい。
間接照明をつけて、紫色のマットを敷いて小一時間ほど身体を動かした。
それから娘と夕飯作りを再開。
2次発酵が済んだ生地を冷蔵庫から取り出して、平に広げていく。
そこにトマトソース、モッツァレラチーズをふんだんに乗せる。
もう一枚にはしらすをたっぷり乗せる。
以前、石神井公園の窯焼きピザ屋で食べたしらすのマリナーラが感動的に美味しく、以来自家製ピザをつくる時は必ず一枚は作る。
最後にオリーブオイルを回しかけ、かんかんに熱したグリルに入れて5〜6分ほど焼く。
グリルを開けるとモッツァレラチーズが熱々に溶けて、チーズと生地には釜で焼いた様な香ばしい焦げ目がついている。
熱々のまま急いでダイニングテーブルに運んだらパーティーの始まりだ。
冷やしておいた白ワインと、娘はジュースで乾杯。
夫も娘も美味しい美味しいとモリモリ食べた。
途中箸休めに、スーパーで買った葡萄をつまみにワインを飲みながら、雨の夕方が暮れていくのを心地よく感じた。
最近、こういう時間が大切だよな、と思う。
ちゃんと食べたいものを考えて、
ちゃんと食材を買ってきて、
ちゃんと料理して、家族みんなで美味しく食べる。
毎回はできなくても。
そんなことを少しだけ意識した日は、じんわりとした幸せを感じることができる。
夫よ、誕生日おめでとう。
元気でいてくれ。
それでは、仕事いってきます。
良い一日を。
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