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心の定点はどこだ②

(前回のつづき)
で、オフィスでの心の平常心を保つ方法について考えてみた。
少なくとも「自分の気持ち」という無形で変化し続けるものにいくら向き合ったって無駄だ。頭の中でこねくり回すのは時間を浪費するばかりで何も生み出さない。
アウトプットしたり、具体的に行動することでしか心の問題のブレイクスルーは訪れない。そのような観点から以下の具体的アクションを考えてみた。

1.五感に訴える
2.ポジティブ・ネガティブな感情を可視化
3.一旦席を離れる

1.五感に訴える
柑橘系のロールオンをデスクに置いてみた。
気分が高ぶったとき、また下がったとき、動揺したときに手首に塗って嗅ぐ。
このときのポイントは「これで私は平常心になる」という思い込みを持つ。ということだ。パブロフの犬とちょっと近いのかな?香りって記憶や思考とダイレクトに繋がるし、効果を期待できる気がして先日から実践している。

2.ポジティブ・ネガティブな感情を可視化
これはnoteを書くようになって思うのだが、自分が何に恐れているのか(何が嬉しいのか)を分解していくと、次第に落ち着いていく自分に気がついた。自分が恐れるものの正体が何か分かると、恐怖感は半分に減る。そしてその正体は、大体が自分自身が作り出す妄想(嫌われてるのではないか、ダメなやつと思われているのではないか)だったりする。結局敵は他人ではなく、自分だった、ということのなんと多いことか。
自分の心の動きやその癖を把握することで、「ははん、いつものやつだ」と少しだけ距離を取れるようになり、感情の渦に巻き込まれなくなる。ま、言うは易し、だけど。。。

3.一旦席を離れる

これはもう、場所を変えてしまう。
仕事に追い込まれているとき、どんどん視野が狭くなり、単純なミスにも気付けなくなる。あ、私まずいかも…と感じたら思い切って席を立ち、5分でもいいからその場から離れてみる。戻ってみると、自分の盲点に気づいて対処することができ、難所を超えた、ということが少なくない。

以上、心の定点(平常心)を一定に保つ方法について考えてみた。
でも同時に思うんだけど、あまりに淡々を意識しすぎて無機質になるのも殺伐として辛いよね。やっぱりオフィスでも少しの笑顔と少しの雑談と、少しの甘いものは必要と思うんだけど、ね。


それでは仕事いってきます。
良い一日を。

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