見出し画像

豪華絢爛という言葉がぴったりの「安土城天主 信長の館」に行ってきた〔#88〕

皆さん、こんにちは!旅が大好きなMAIGOです。

安土城は1579年に完成したのに、1582年に本能寺の変があって信長が亡くなってから火事で焼失し、1585年に廃城になりました。完成から廃城まで、たった6年。

そして焼失から400余年も経た1992年「スペイン・セビリア万博」の日本館のメイン館展示として安土城天主の最上部5階6階の部分が、原寸大にて忠実に内部の障壁画と共に復元されました。博覧会期間中には最も多い入場者数を記録したそうです。

万博終了後その「天主」を安土町が譲り受け解体移築し、この施設を作ったそうです。

施設の全景

入口

安土城のデザイン意図
正確な設計図は残っていないそうです。断片的に残っているいろいろな資料を組みあわせて、ある程度想像で作ったそうです。

そこまで資料を完全に破棄してしまったのは、次に天下を取った人たちの政治的な思惑があったのでしょう。

建築の際の城石を運ぶジオラマ。
人力でこんな巨大な石を運んでいたのは大変だったでしょう。

天主の模型

当時の食事の再現

天主内部の壁画の紹介

織田信長の肖像画。
ちょっとカッコよくしすぎのような気が・・・

内部

階段であがると一番上の階が見れるようになっていました。

VR(バーチャルリアリティ)安土城シアターがありました。
「絢爛・安土城」というショートムービーが上映されていました。
なかなか面白かったです。

係員の人が撮影スポットと角度を教えてくれました。

お土産物も売っていました。

なぜ、セビリア万博の展示に、数ある日本のお城の中で6年しか現存しなかった安土城が選ばれたのか不思議でしたが、見学をして少し意味が分かったような気がしました。こんな金ピカのお城は他にはありません。

もし、織田信長が本能寺の変で亡くなっていなかったら、日本は、今とは全く違った国になっていたような気がしました。そういう意味では歴史は、たった一人の人間の存在で大きく変わってしまうことがあるのでしょう。

【おまけ】
隣でフリーマーケットみたいなのをやっていました。
参加者はみんな楽しそうでした。滋賀って住みやすい場所なのかもしれません。

近くには豪華な建物が並んでいました。

さあ、次はどこに行きましょうか。

訪問日 2018年10月
施設名 安土城天主 信長の館
    〒521-1321 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺800
    https://goo.gl/maps/1hVKnhdVzPr
料金  600円(安土城考古博物館とのセット券 900円)