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月の暦(旧暦)を意識して生きる。今日は旧盆。

今日は旧暦で7月15日。本来のお盆だそうです。

旧暦とは、明治5年にグレゴリオ暦(新暦)が採用されるまでに使われていた「太陰太陽暦」のことを言います。

太陰太陽暦とは、大自然に調和した暦のことで、月(陰)のリズムと太陽(陽)のリズムが陰陽調和したカレンダーになっているそうです。

旧暦では、新月の日を1日とし、満月は15日あたりになるので、旧暦を使っていた昔の人々は、暦を見れば、月の満ち欠けを容易に知ることができました。

私は数年前から、太陽のリズムよりも、月の満ち欠けで自分の体調や感情が左右されることに気づいてから、月のリズムを意識するようになったのですが、お盆についてはまったく意識していませんでした。

今でも沖縄地方では旧盆にご先祖さまに祈りを捧げるそうですが、皆さんの地域ではいかがでしょうか。

日本だけでなく他国の歴史を見ても、夏の満月の日に死者が帰ってくるとされていたようです。
それがなぜなのか?というのを科学的に分析している面白いYouTubeがあったのでご紹介します。


作家、ミュージシャン、講演家として活動しているさとうみつろうさんのYouTube。
スピリチュアルなことを科学的に研究して、分かりやすくおもしろく伝えてくれている方です。

夏の満月の日になぜ世界中で死者が帰ってくるとされていたのか、ということについては、こんなふうに分析されています。

なぜ、他の季節ではなく夏の満月の日なのか?
それは、夏の夜空を見上げると、天の川銀河の中心点が見えるから。
天の川銀河とは、地球から一番近いブラックホール(特異点)があるところ。
ブラックホールとは、科学者が、ここより先は「物質」がない=あの世だと言っている場所。

そして月というのは、地球でいちばん重いとされている海の水を引っ張るほどの引力がある。
つまり、夏の夜の満月の日には、月の引力が、私たちの想い(祈り)をブラックホールに引っ張って運んでくれるのではないか。

旧盆の天体の配置。左から、太陽、地球、月、天の川銀河

そして、こんなことも説明されていました。

この宇宙で、重力の影響を受けないものは一つだけ。
それが「想い」のエネルギー。
ブラックホールの向こうに行くことができるのは、「想い」だけ。

すごくおもしろくて納得するお話でした。
昔の人は、それを感覚的に分かっていたのでしょうね。

ブラックホールは宇宙のはじまりの場所。
私たちが分離する前に、もともとみんな「ひとつ」だった場所。
だから、死者と繋がれる場所、なんですよね。

私たち人間も、ほとんど水でできているのだから、海の満ち引きと同じように、月の引力の影響を受けているはずですよね。

月のリズムで生きることは、自然と宇宙と調和して生きることに繋がるのかなと感じます。

今日の本来のお盆も、満月に向かって祈りを捧げたいと思います。




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