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✏︎きっかけはカナダ在住のインド人フォトグラファーとの出会い

こんにちは。
maicoです。

39歳を目前にして、自分自身と、自分の未来に諦めを感じていた私が、
自分を変えるべく、ようやく本気になった話を綴っています。

今日は、最初のきっかけとなったフォトグラファーとの出会いについて書きたいと思います。

✏︎弾丸東京ひとり旅


昨年(2023年)の12月。

私は、仕事、家事、ひとり育児のストレスがピークに達していて、
両親と妹に子供を託し、ひとり東京に旅に出ました。

私は社会人になりたての頃から、東京タワーに魅せられて、
一眼レフカメラを買い、年に一度、東京タワーを撮影するために東京ひとり旅をしていました。

ただ、2020年頃からのコロナの影響や、子供もまだ小さかったこともあり、
3年近く東京に行けていませんでした。

そんな東京タワーを撮りに行けていないウズウズと、
日々のモヤモヤがピークに達し、

「ごめん!東京行ってくる!

と家族に告げ、カメラ片手に東京に向かったのでした。

それはもう、数年ぶりに行く東京と、大好きな東京タワーに会える期待とで、
私は久しぶりに心が躍るワクワク感を味わっていました。


✏︎カナダ在住(少し)メンヘラ インド人フォトグラファーとの出会い


私は東京に戦友(という名の親友)がいます。
私たちは以前の職場の同期で、彼女は私と同い年、そして同じ歳の子供がいます。

彼女との出会いについても、いつか書けたらいいな・・・と思います。

東京に行くと決めた日に彼女と予定を立て、会う約束をしていたのだけれど、
行きしなの新幹線の中で、彼女の子供が発熱してしまい、会えなくなったと連絡が入りました。

そこで、時間に余裕があれば行きたいな、と以前から考えていた、
映画 ”君の名は” の聖地とされている須賀神社に行くことにしました。


カメラとスマホを手に、慣れない東京メトロを乗り継いで、
私は須賀神社の聖地となった階段に辿り着きました。

”君の名は” の聖地の階段にはたくさんの人がカメラやスマホをかざして、
主人公とヒロインになりきって撮影をしていました。

驚くことに、私が現地についた時に撮影をしていた人の8割ほどが外国の方でした。
”君の名は” は、海外でもとても人気だということと、
日本のアニメーション人気を肌で感じた瞬間でした。

私はまず先に、須賀神社に参拝することにしました。
参拝をし、おみくじをひき、須賀神社をカメラに納めていました。

そして、『いざ!聖地撮影!』と階段に向かおうとした際、

「Excuse me!」

と声をかけられ、振り向いた先には、一人の外国人観光客の男性が立っていました。

私は、道に迷っているのかな?
と思い、話を聞いてみることにしました。

私は英語はまったく話すことはできませんが、
彼は、まず自己紹介をしてくれました。

「僕の名前はシャーです。
カナダから来ました。
カメラマンをしています。
階段で写真を撮らせてくれませんか?」

彼はこう言っていましたが、
私は、リスニング能力も低かったため、
写真を撮って欲しいと私に頼んできたのだと思っていました。

そこで、私は二つ返事で

「いいですよ、
私の名前はmaicoです。」

と答え、階段に向かいました。

階段につき、私が階段に立つように言われ、
そこではじめて、私は自分の認識違いに気づき、言われるがまま、私は被写体として階段にたちました。

彼は最初に”フォトグラファー”だと名乗っていて、
ひとりで東京に観光に来ていた為、被写体を探していたのだろう、
と後になって気づきました。

私は、写真を撮ることは好きだけれど、撮られ慣れていない為、
どうしたらいいのか全くわからず、とりあえず笑顔を作ってみようにも、
うまく笑うこともできませんでした。

何枚か写真を撮ってくれた後、彼はすぐに私に写真を送ってくれました。

そこで私は初めて今の自分の姿を客観的にみることになりました。



その後、シャーさんとはInstagramを通じて交流があり、
絶対自分からは教えてはくれなかったけれど、経歴から
インド人であること、本業は別にあり、副業としてフォトグラファーをしていることを知りました。

また、彼は恋するインド人で、日本に住むネパール人の女の子に恋をしていて、
彼女からの連絡が途絶えると、この世の終わりくらい嘆く。そんなことが何度かありました。

その取り乱し具合はメールのやり取りからも、ものすごく感じられました。

私はそんな彼の話を聞き、励ましてあげました。

よくも悪くも、とても面白い人でした。

彼は、極端が過ぎるところがあったようで、
彼女とうまく行った後、全てのSNSのアカウントを削除し、どこかに消えてしまいました。

彼にはたくさんフォロワーもいて、フォトグラファー、動画撮影、編集などで自分のHPを持っていました。
他にも精力的にたくさんのクリエイティブな方達とお仕事をしていたようなので、
彼が自身のHPを含む全てのSNSアカウントを消してしまったことは、とてもびっくりした出来事でした。

『インド人男性は感性がまっすぐなんだろうな。』

なんて納得しましたが、彼だけかもしれませんね。

ここでお話ししたかったことは、シャーさんが私の写真を撮ったことです。
それでも、彼のキャラクターが強く、彼にはとても感謝しているので、
ちょっと遠まりしましたが、彼について書き記しておきたかったのです。





✏︎思い知った”現在《イマ》”の自分


さて、ここからがきっかけとなった写真です。
シャーさんに写真を撮ってもらった私は、
”現在《イマ》”の自分
について客観的に自分を知ることになりました。

私はコロナ禍に入るまでのマスクをつけない生活が当たり前だった頃、
「いつもニコニコしているね」 「笑顔が素敵だね」
と言われることが多く、

『私の取り柄はニコニコ笑顔だ!』

と笑顔に自信を持っていました。

しかし、そこに写っていた私は、

・笑い方を忘れた私
・口角がまったく上がっていない私
・表情のない私
・全体的にくすんだ印象の私

いいところを探す方が難しいような、
私が思っていた私とは全く別人の私 がそこにいました。

写真を撮ってくれたシャーさんには申し訳ないことをしたと思いました。
被写体としての私は0点だったと思います。

ただ、私はこの日、彼が私のことを撮ってくれたおかげで、

これは、私が知っていた私じゃない。
このままじゃだめだ!全然笑えてない。』

そう危機を感じることになったのです。

コロナ禍に入り、マスク生活となったことで、笑うこと・口角を上げること
おろそかにしていたのだと、そこで初めて気づくことになりました。

私は花粉症に加え、喉が弱いこともあり、今でも比較的マスクを着用する機会が多いのですが、コロナの影響でマスクを外すことが極端に怖くなっていたことも、自分で薄々感じてはいました。

でも、
『マスクを外してちゃんと笑える自分になりたい!
今のままじゃダメだ!』
と私の中で火がついた瞬間でした。

シャーさん、気づかせてくれて、どうもありがとう。

✏︎情報がどんどん耳に入るように


子供がうまれてから、自分のことは後回しになってしまうのは、
子供がいるご家庭の方ならきっと同じでしょう。

”自分を客感的にみること” も、なくなっていました。
『誰になんと思われたって別に関係ない』
『人からよく見られたい!』
と思うこともなく、どこかで自分に ”終わった感” があり、自分に無頓着になっていました。

その、”自分に無頓着” が、自分にもきっとあったはずのセルフプロデュース力を奪っていたように思います。

シャーさんに写真を撮ってもらったことで、
客観的に自分の姿を見て、『こんな自分は嫌だ!』と気づき、
見た目から変わり、『自信を持ちたい!』と思うようになりました。

東京から帰った後、いつもならスルーしていた情報も、
目や耳にとまるようになりました。

ラジオを聴いている時にパーソナリティの方が、
「MEGUMIさんの美容についての本を夢中になって読んだ」
という話が気になり、すぐさま本を購入。

試せることから試すことにしました。

変わりたくて始めたこと

  • ウォーキングを始めた

  • 口角を上げるトレーニングを始めた

  • お風呂にゆっくり浸かる習慣を始めた

  • 朝晩のパックを始めた

  • 姿勢を整えるためのストレッチを始めた

とにかく、お金のかかることといえば、パックを購入するくらい。
初めは、やる気があればすぐに取りかかれることから始めました。

特に私は、デスクワークが多く、姿勢が悪く、血流が滞るせいか、
いつも顔色も悪く、「今日も疲れてる?」とよく同僚から言われていました。
そして、確かにいつもとても疲れていて、帰宅して気を抜くと、動けなくなることがよくありました。

そのため、体力作りと健康のためにウォーキングを本格的に始めました。

私は性格的に厳しいダイエットやトレーニングを始めると続かないことが過去の自分から理解していたので、無理なく長期戦のつもりで出来ることから
アプローチしていくことにしました。

現在続けて半年になります。

少しお休みしているものもありますが、続けて行っているものもあるので、
見た目、マインドの変化もまた書きたいと思います。


私自身の記録のためにも。


では、また。


✏︎・・・maico・・・✏︎

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