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「好き」と「ありがとう」は、なんぼあってもいいですからね

仕事で「中の人」だった時期がありました。
企業のSNSアカウント運営をやっていて、投稿の企画を考えたり、リアクションをしてくれた方にレスをしたり、スタンプとかも作って楽しかったです。

当時は仕事柄、エゴサをすることが日課でした。
とくに何か新しいサービスや新CMの発表、不具合やトラブルが起きたときは、そこで反応を見ていました。

でも投稿を見てると、まあ色々ありますよね。
褒めていただいたり、喜んでいる様子がわかると素直に「ありがとうございます」という気持ちになるけど。

やっぱり大半は、ネガティブなものが多いです。
その言葉、面と向かって言えますか?って思うことも正直多いです。

当時、なにかの記事で読んだことがありますが、人間は満足したことは、あまり言葉にしないのに
不平や不満は、些細なことでもつぶやきたくなる性質らしいです。

例えば、10人が利用したサービスがあったとして
利用者の9人は満足したが、1人は満足できなかった。
でも、実際にSNSに感想を書き込むのは、
たった1人の不満を持った人だけ。
それを私たち(サービス提供側)はエゴサをして、
一喜一憂しているんだと。

たしかに、自分が利用者の立場だったら?と考えると、ストレスなく体験できたことって、心の中ではよかったと思っても、わざわざ言葉にしないケースが多い気がします。

逆に、ちょっとした違和感やストレスは、些細なことでも誰かに伝えたくなりませんか。
私はなります。

だからこそ、私は作った人の気持ちとか、
提供している側の気持ちを、いつも考えてしまって、
よかったなと思うことは、極力言葉にするようにしています。

ちゃんと「好き」って思ってる人がいるよ、
「ありがとう」って思ってる人がいるよ
って伝えたくなります。

何か作品を見たとき、
美味しいごはんを食べたとき、
一生懸命に向き合ってる姿を見たとき、
SNSでも、対面でも、言葉にするようにしてます。

だってみんな日々ストレスのなかで精一杯踏ん張って、歯食いしばって頑張っているんだから少し多めに褒められたっていいじゃないですか。
見ていてくれる人がいるんだってわかるだけでうれしいじゃないですか。

小さなことかもしれないけど
「好き」と「ありがとう」は
なんぼあってもいいですから、
出し惜しみせずに伝えたいと思います。

そして、その連鎖が増えたらいいなと思います。

ちょっとここ1週間ぐらい、そんなことを考える出来事があったので書きました。
みんな褒めあって、笑いあっていきましょうね。

※記事のスキ(♡)を押してくれた方には、私の大好きなYUKIちゃんの言葉が出てきます

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