今年一番よく聴いたのはこの曲でした
今日のお題は#思い出の曲。
Apple musicが、私が2022年いちばんよく聴いた曲をもうプレイリストにまとめてくれていた。
まだ今年は2か月残ってますが、とりあえず今年一番よく聴いていたのはこちらでした。
「ジャ、ジャ、ジャ、ジャー」とぐるぐる繰り返すメロディと、「初心にはかえれない」という歌詞が大好き。
チャットモンチー時代からそうだけど、橋本絵莉子さんの曲にはギクっとしてしまうような冷静さとかわいらしさがあって、聴いていると自分のずるさが肯定されている気持ちになる。
これまでに忘れたり隠してきたものの中には、そのままにしておいた方がいいものがたくさんあって、わざわざもう一度向き合いたくはない。
もし赤ちゃんからやり直すなら、どんなふうに自分を育てるかは選びたい。
自分が意図したわけでもないのに勝手に時間は過ぎ、勝手に脈が打ち続けているだけなんだから、初心にかえれなんてそんなこと急に言われましても、ねぇ?
そんなことを歌っている曲なんだけど、なんて正直なんだ!と思う。
この投げやり感にグッとくる。
この曲がこんなに刺さったということは、今年のわたしは堂々と投げやりになりたかったのかもしれない。「初心になんてかえってられるか〜🫲」って気分だったんだろうな。笑
投げやりたくなるということは、自分の人生に真剣に向き合うことに疲れていたのかもしれないな、とも思う。
たいして空腹じゃない人に「何食べたい?」と聞いても答えられないのと同じで、さして人生で成し遂げたいことがない自分みたいなタイプに「どうしたい?」と問うても答えなんて得られない。それなのに、自分で自分に問いかけ続けて疲れてしまっていたように思う。
なんで自分で自分を苦しめるようなことわざわざするの、という話だけれど、望みがある方が行動しやすいし自ずとやることも出てくるしで、手持ち無沙汰にならずにすむ気がするじゃんねぇ。なにかしらオリジナルな欲を持つことを期待する世の中でもあるよねぇ。
そんなに切実でもないし、そもそもなんで生まれてきたのかもよく分かんないし、どうせこんなに分からないことだらけなんだから、33歳はもっと人生を投げやりにとらえてみるのがいいかもしれないな。
また12時を過ぎて連続投稿に失敗してしまったけど、今日は書いてておもしろかったからヨシ。
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